恥ずかしながら、昨年の夏までエレウォンのことなど聞いたこともなかった。
知らない人たちのために説明しておくと、エレウォンとは1968年に誕生した、ロサンゼルスに10店舗を構える高級スーパーだ。言い訳になってしまうけれど、誕生当時、私はまだ生まれていなかったし、6年前にアメリカに越してきて以来ずっとニューヨークに住んでいるので、最近まで知らなかったのも無理はないと思う。もちろん、ロスは仕事で何回も訪れたことはあるが、いつもすぐに行って帰ってきていたので、街をちゃんと散策したことはなかった。
昨年6月、ヘイリー・ビーバーがエレウォンとのコラボで開発した「ストロベリー・グレイズ・スキン・スムージー」がソーシャルメディアを賑わせていたときも、まだエレウォンが何なのかよくわかっていなかったし、調べようともしなかった。決して行くことはない、値段ばかりが高いスムージーバーのひとつだと思って、そのまま受け流した。
今年の秋にも4日間ロスに行ったが、一緒にいたエディター仲間たちにどれだけ勧められても行く気にはなれず、内心「勘弁して」くらいに思っていた。カラフルでインスタ映えしそうなドリンクは、遠くから眺める分にはいいが、家に高価なブレンダーがあるのにスムージーに20ドル以上払うなんてありえない話だ。
しかし、その3週間後、私はふたたびロスを訪れていた。何気なく歩いていて、ふと顔を上げると、目の間にはエレウォンのカルバーシティ店があった。中を覗いてみると、驚くことにそこには食品がずらり。そう、私はスーパーであることでさえ知らなかったのだ。一緒にいた友人が笑ってしまうのも仕方がない。ホテルに戻ると私は早速、別の友人に翌日行ってみたいとメールした。
あらゆる人に配慮した、類を見ない商品ラインアップ
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