道路整備に伴う発掘調査で航空自衛隊那覇基地の敷地内から古い墓群が見つかり、14日、関係者が現場を訪れました。
今回、古い墓群が見つかったのは航空自衛隊那覇基地の南東部に位置する場所で、那覇市によりますと、道路整備に伴う昨年度の調査で発見されたということです。
市がことし9月から発掘調査を実施した結果、詳しい形状が分かったとしています。
さらに「宮城村」と書かれた骨を納めるための厨子甕が見つかったため、遺跡の南に戦前あった宮城村と呼ばれる集落の人々が使っていた墓群と推定されたということです。
また、地元の新聞社がかつて集落の関係者から聞き取りを行い制作した地図をもとに「大屋」と呼ばれる屋号などの墓だということがわかったということです。
14日は、墓の持ち主の子孫にあたる人など関係者7人が現地を訪れ、市の担当者から説明を受けるとともに墓の状態などを確認していました。
墓の持ち主の子孫にあたる上原達雄さんは、「戦後、アメリカ軍がこの場所を使うため遺骨は別の場所に移したと聞いていたが、戦後生まれなので実物は初めて見た。すばらしい墓です」と話していました。
市は今回見つかった墓群の一部を保存することにしています。
からの記事と詳細 ( 航空自衛隊那覇基地の敷地内で古い墓群見つかる|NHK 沖縄県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/JKpcoYQ
No comments:
Post a Comment