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Thursday, July 28, 2022

健康書100冊読んでわかった「食事術」の最適解 | 健康 - 東洋経済オンライン

「健康書」プロ編集者の会メンバーが読み込んだ「健康書」の一部(写真:主婦と生活社)

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医療に詳しい編集者やライター、医療ジャーナリストたちの「よりよい健康情報を提供する場を増やしたい」という志のもと、所属する組織の壁を超えて結成されたユニット、「健康書」プロ編集者の会。メンバーのひとりは指摘する。「忙しい日々を過ごす中高年の皆さんが、あふれる健康情報のなかで“本当に自分に役立つ情報”を選び出すのは、かなり難しい」。そこで、会が著した新刊『「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった 健康法の真実』から「食事術」の最適解について一部引用・再編集してお届けする。

安易に信じ込んでしまうのは危険!

いつまでも健康でいたい――多くの人たちはそう願い、時には“こうすれば健康になれる”と啓蒙する健康書を買って、そこに書いてあることを実践することもあるでしょう。

でも悩ましいのは、ある専門家の健康書では「糖質は摂らないほうがよい」と書いてあったかと思うと、別の専門家の健康書では「糖質を減らすと不健康になる」と書いてあったりすること。両方の本を目にした読者からしたら、何をするのが本当によいのかよくわからなくなってきます。

たしかに、専門家の間でも見解・主張の異なることは数多くあります。でも、職業柄、数多くの健康書の制作に関わり、その表も裏も知る私たち「健康書」の編集者だからこそ、気づいていることがじつはあります。それは、主張が異なる健康書でも“共通して注意喚起している重要なこと”があったり、アプローチ(実践ハウツー)が違う健康書でも“狙っている健康上の効果・目的は同じなので、その違いはそれほど重要ではない”という場合があったりすることです。

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