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Thursday, April 28, 2022

10万人調査でわかった「ストレスオフ県」ランキングTOP10、3位宮城、2位山口、1位は?|@DIME アットダイム - @DIME

2年以上にもわたるコロナ禍は、さまざまな調査・研究により、私たちの心身に大きな影響を及ぼしていることがわかっている。

そこで日本リカバリー協会は、ストレスオフアライアンスより引継ぎ、日本疲労学会、神戸リサーチコンプレックス協議会、ベネクスと共同で、全国10万人(男女各5万人)に大規模インターネット調査「ココロの体力測定」を実施(2021年11月~12月)。

その結果から、「ストレスオフラボ」の協力を得て、ストレスオフ県ランキングをまとめたので、詳細をお伝えしよう。

男性がコロナ禍の影響を受けている可能性が高い結果に

2021年度のストレスオフ県ランキング第1位は「茨城県」

2017年から全国10~14万人(20~79歳※1、男女各5~7万人)に行っている健康及び生活状況に関するインターネット大規模調査「ココロの体力測定」を、2021年は11月15日から12月20日に実施。

その結果から「ストレスオフ県ランキング」をまとめたところ、ストレスオフ指数36.3と第2位以下を大きく引き離し、コロナ禍においてもっともストレスオフ(※2)だった第1位に「茨城県」が輝いた。

※1 2017年から2020年までは20~69歳。ストレス状況は、2021年も20~69歳を抜粋し比較。
※2 ストレスがキャパシティを超過し、心身に蓄積することで起こる「ストレス性疲労」を改善・解消できる力。

ストレスオフ県ランキング2021 総合ランキングTOP10

コロナ禍前後比較では、高ストレス者は1.4ポイント増、低ストレス者は1ポイント減

「ココロの体力測定」では2019~2021年の3年間の高ストレス者・低ストレス者割合を比較したところ、高ストレス者割合は、2019年度14.7%、2020年度15.3%、2021年度16.1%と、コロナ禍を通して増加。2021年度は、2019年度よりも約1割増加していた。

低ストレス者割合は、2019年度10.5%、2020年度7.7%と約3割減少したが、2021年度は9.5%と2020年度からは約2割程度増加している。

2019-2021年ストレス状況比較

ストレス状況の男女比較では、男性がよりコロナ禍の影響を受けている可能性が高い結果に

2017年から行っている「ココロの体力測定」では、ストレス状況に男女で違いがあることがわかっている。

高ストレス男性の割合は、2019年度13.8%から2021年度16.0%と2.2ポイント増、女性は2019年度15.6%から2021年度16.3%と0.7ポイント増。

低ストレス者は、男性は2019年度12.1%から2021年度10.6%と1.5ポイント減、女性は2019年度8.8%から2021年度8.3%と0.5ポイント減と、男女比較では男性の方がより、高ストレス者増・低ストレス者減傾向となった。

男女別 2019-202年ストレス状況比較

年代別では年齢が低下するごとに高ストレス者割合が増加

2021年度の結果を年代別で見ると、男女とも20代、30代で高ストレス者の割合が20%を越えており、年代が下がるにつれて高ストレス者は増加する傾向にあるようだ。

ちなみに低ストレス者の割合は、60代以降で大幅に増加。男女とも70代では20%を越え、定年後の世代がストレスから解放されていることから、仕事や職場環境、人間関係などのストレスへの影響の大きさが推測される。

男女別 高ストレス者割合年代推移

調査概要
調査名:「ココロの体力測定2021」
期間:2021年 11月15日~12月20日
SCR調査対象:全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)※ストレス分析は、20~69歳の85,119人を活用
本調査対象:1248人(男女各624人)
方法:インターネット調査

関連情報:https://recover-bar.jp/research/1094/

構成/Ara

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