記者と担当編集が使ってわかった暮らしに役立つおすすめプロンプト
Bardは、旅行プランを練る際の参考材料や、家事や子育ての相談相手にもなる。仕事以外のことにも積極的に活用しよう!
暮らしで使いこなす時のコツ
【1】代筆の依頼は箇条書きでOK
【2】友達感覚で気軽にどんどん質問を
【3】位置情報を使った検索を活用
西田 Bardは箇条書きの文言をなめらかな文章としてまとめるのが実に得意です。滅多に書くことのない〝お悔やみの文〟も、スラスラと代筆してくれます。
タジリ 地域のイベントや親族の冠婚葬祭などで挨拶することになった際は、話す内容を考えるのに重宝します。
西田 ただしBardが生成する文章は、一般的な内容になりがちなので、生成された回答についてはあくまでも〝叩き台〟だと考えてください。そこから自分なりのメッセージをプラスして、オリジナルの文章に仕上げるといいでしょう。
タジリ 知らないことを質問して、教養を深めるのにも向いていますよね。例えば「カレーのスパイス」といった料理のことでも、明快な回答を生成してくれます。
西田 キーワードを入力して探すWeb検索や、五十音順の中から目当ての情報を見つける百科事典とは違って、Bardは「文章で質問できる」ことから、人と話すような感覚に近いです。そのため、Web検索に不慣れな子供でも質問しやすく、例えば宿題の答えを親子で探してみる……というのもおもしろいと思いますよ。
タジリ Bardの答えは正しいとは限らないので、生成された回答が間違っていないかどうかを確認するところまで勉強に含めれば、学習効果がさらに高まりそうですね。
西田 Bardは「スマホなどの位置情報を活用できる」という特徴もあります。例えば旅行している際に「今いる場所に近い観光地の特徴を教えて」と質問すれば、周辺情報をチェックできるのです。
タジリ Googleマップでも同様のことはできますが、Bardとチャットで対話しながら旅行プランなどを決めるのは、とてもおもしろいですね。ちなみに旅行先の下調べにも十分役立ちます。回答された登山の情報はどれも正確でした。読者の皆さんもぜひ活用してみてください。
場所を指定し、旅のプランを考えるのにもBardは役立つ。なお「現在の場所の情報を使って」という一文を質問に加えると、Bardを利用しているスマホまたはPCの位置情報を認識。現在地の周辺で良さそうな店舗などを提案してくれる。
基本となるスパイスの種類はもちろん、おすすめの配合の割合も提示。各スパイスの特徴も、一覧表で見やすくまとめてくれる。なお、回答に生成された表組みは、Googleスプレッドシートへ簡単にエクスポートできるのも便利だ。
家事の相談にも乗ってくれる。浴室の掃除については左記の回答を筆頭に「重曹を使う」「酢を使う」といった方法も詳しく解説。「15分ほど放置してから~」「ひどい場合はラップなどで覆って~」など提示されるアドバイスはどれも実用的だ。
子育ての悩みを相談する相手としても心強い。例えば、指しゃぶりをやめさせることについては「子供の気持ちを尊重する」「防止するアイテムを使う」「ほかのことに興味を持たせる」など実に様々な視点からのアドバイスを与えてくれる。
「以下の内容で弔問の文章を作って」という文章に続き、故人の名前や自身との関係性を箇条書きで列記すれば準備が完了。あとはBardが、それらの情報をもとに挨拶文をまとめてくれる。自分なりのコメントも入れて完成させよう。
取材・文/西田宗千佳、編集部
DIME11月号の特集は「Google超研究」「腰痛マネジメント」「スポーツギア図鑑」、付録は身体のケアに役立つ「ハンディーボディケア」
DIME11月号の特別付録は、肩、腕、腰、足……気になるところに心地いい刺激「ハンディーボディケア」!
萎縮した筋膜をストレッチで正常な状態に戻すなど、良好なコンディションを維持することが重要。
そんな体のメンテナンスを手助けするのがこの「ハンディーボディケア」。先端が振動し、気になる部位を刺激できるスグレモノ。スポーツの前後はもちろん、仕事中や、くつろいでいる時間にも活用してほしい。
大特集は「Google超研究」!売上40兆円というIT界の巨人が目指す未来を徹底解説したほか、Googleの最新ガジェットや超便利アプリの使いこなし術まで徹底解説しています!!
ほかにも「腰痛マネジメントの極意」「最新スポーツギア図鑑74」「10分でわかるインボイス制度」など、総力取材でどこよりも情報を詰め込んだ雑誌となっています。
******************************
DIME11月号
特別価格1250円(税込)
※電子版には付録は同梱されません。
******************************
■第1特集 売り上げ40兆円! ITの巨人が目指す未来とは!?Google超研究
この見開きに散らばった各種サービスのアイコンを見て、何を感じるだろうか。「いつも使ってるあのアプリだ」というものもあれば、「こんなことまでやっていたんだ」と驚くものもあるかもしれない。2人の大学生によって生み出された検索サービス「Google」が運用開始したのが1997年のこと。98年の法人化から30年弱で急速に事業規模を拡大していったGoogleの年間売上高は、何と約2580億ドル―― 日本円で約40兆円にものぼる(2021年通期)。テックジャイアントの雄は、私たちの生活にどこまで染み込み、広がりを持たせ、そして豊かにしてくれるのだろうか。
からの記事と詳細 ( 使ってわかった!暮らしに役立つGoogle Bardのおすすめプロンプト ... - @DIME )
https://ift.tt/3gs2nL4
No comments:
Post a Comment