ホンダのモータースポーツ活動を担う、ホンダ・レーシング(HRC)の開発現場に潜入。さまざまな最高峰レースを戦ってきた“秘密基地”の内部ではどんなことが行われているのか、詳しくリポートする。
日本の“聖地”「HRC Sakura」へ
イタリアにはマラネロ、イギリスにはミルトンキーンズやブラックレー、ウォーキング──これらがF1チームの本拠地名であることは好事家ならご存じのとおり(ちなみに順番に、フェラーリ、レッドブル、メルセデス、マクラーレンの各拠点)。こうしたF1ファンにとって“聖地”ともいえる名前のなかに、日本の「Sakura」を加えたとしても、誰も文句は言わないだろう。
ホンダF1活動の第4期(2015年~2021年)のパワーユニット開発拠点として知られる、栃木県さくら市にあるSakura。稼働を始めた2014年当初は、ホンダ・リサーチ&デベロップメント=HRDをその名に冠していたが、2022年4月からは、もともと二輪レース活動を担っていたHRCが四輪モータースポーツ部門と統合されたことで、四輪レース部として「HRC Sakura」と呼ばれるようになった。
世界最高峰のF1で頂点を極めたパワーユニットが生み出され、SUPER GTやスーパーフォーミュラなどを含めた四輪モータースポーツの技術の粋が集められた“研究開発基地”。普段は立ち入ることが許されない秘密の施設が、この度メディアに公開された。
そこで目にしたのは、最新鋭の設備とそれを動かす技術者の熱意、そして「なぜホンダがモータースポーツ活動にこだわるのか」「なぜF1をやりたくなるのか」という理由だった。
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