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Sunday, March 20, 2022

白糠町 冬場の津波避難 どのくらい時間がかかるのか検証訓練|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

千島海溝沿いの巨大地震で津波による被害が想定されている道東の白糠町で、冬場の避難にどれくらい時間がかかるかを検証する訓練が行われました。

白糠町では千島海溝沿いの巨大地震が起きた場合、最大10メートルあまりの津波が30分ほどで押し寄せると想定されています。
20日は、冬場に避難する場合どれくらい時間がかかるかを検証する訓練が地元住民や消防団などおよそ30人が参加して行われました。
訓練は住民が自宅にいた時に地震が発生したことを想定し、開始の合図とともに防寒具を着たり非常時に持ち出す袋を用意したりする時間も計測しました。
そして参加者は避難のため海抜40メートルの高台を目指しました。
途中の坂道は雪で滑りやすくなっていて参加した住民は消防団員に手を借りながら登り、およそ20分で避難を終えていました。
雪がない時に比べると数分程度、避難に時間がかかることがわかったということです。
参加した住民は「滑ってしまって、冬の避難の難しさがわかった」とか「防災意識を常に持ちたい」などと話していました。
白糠町地域防災課の菊原秀雄課長は「避難をすぐに始めるためにも事前の準備が重要だと伝えていきたい」と話していました。

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