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Tuesday, December 1, 2020

新型レヴォーグ、試乗で分かった3つの驚き 「普通の国産車と明らかに違う」 - livedoor

新型レヴォーグは普通の国産車と明らかに違う!

 スバル新型「レヴォーグ」に一般道で試乗してみた。

 スバルの持ち味といえば、グランドツーリング(長距離を走ったときの心地よさ)です。果たして新型レヴォーグはどうでしょうか。

質感が高いスバル新型「レヴォーグ」

【画像】イケメンワゴン! スバル新型「レヴォーグ」がカッコイイ!(26枚)

 そんなことを考えながらDレンジをセレクトして走り出すと、東京・恵比寿にあるスバル本社をスタートして50mでふたつ驚いてしまった。新型レヴォーグ、大したしたもんです。

 まず驚いた点は、質感です。昔から「良いクルマに乗ると30m走ればわかる」といわれてきたけど、人間の感性って鋭い。

 ボディのしっかり感やステアリングフィールなどいろんな情報が入ってくるのだけれど、違いを認識出来るという。

 考えてみたら良い自転車はひと漕ぎでわかるし、良いスキー板もターンひとつで「いいね!」と感じます。クルマも同じ。

 新型レヴォーグは、一般的な国産車と明らかに違います。

 私(国沢光宏)は、国産車や輸入車関係なくいろいろなモデルに乗りますが、ご存知の通り国産車のウインカーは右、輸入車だと右ハンドルであっても左に付いています。

 国産車に乗っても輸入車に乗っても、不思議と間違えずにウインカー操作できるのですが、走り出した瞬間に無意識で判断してるんだと思う。

 しかし、新型レヴォーグは、走り出してワイパー動かしちゃってる同業者が多い。これは瞬時に輸入車だと判断したんだと思います。それくらい質感が高いです。

 もうひとつの驚きは、路地からまったく減速しないで飛び出してきた自転車に遭遇したときのこと。

 ドラレコに動画が残っていたのでよくわかりますが、ここまで酷いケースは私も初めてでした。

 モータースポーツをやっていることもあり、反応速度には自信があるため、0.3秒くらいでブレーキに踏み替えて減速を開始しているのですが、素晴らしいのが減速の立ち上がりです。

 新型レヴォーグは電動ブレーキを採用しており、ブレーキ操作からブレーキパッドがディスクを押すまでの時間が負圧サーボと比べ圧倒的に短い。

 ペダルを踏んだのと同時に減速が始まっている感じ。ブレーキ踏んだときの減速の立ち上がり、本当に速かった。スバルによれば0.1秒くらい速いとのこと。事故回避のため決定的な要因になります。

 私は強いブレーキを掛けた後、このままやり過ごせると判断し一旦ブレーキを抜くのだけれど、直後に新世代アイサイトが稼働し減速制御に入った。「おお!」 こんな状況での自転車もちゃんと見えているのね、と感心しきり。

 自転車は20km/h近く出ていたけれど、アイサイトが衝突コースを直前に検知し、ブレーキ制御まで入れている。新型レヴォーグは大したしたもんだと感心しきりです。

渋滞時のハンズオフ走行を高速道路で試す

 走り出して50mで新型レヴォーグの持ち味がわかってしまったので、もう試乗は十分だと思ったけれど、そういえばグランドツーリングを試そうと考えていたのでした。

 首都高に乗り、「アイサイトX」の機能である渋滞でのハンズフリーを味わう。クルーズコントロールをセットすると、先行車を追従してくれる。もちろんハンドルを操作する必要なし。いつでもハンドルを握れる状態なら手放し運転OKです。

スバル新型「レヴォーグ」

 これまでの追従クルコンと違うのは、圧倒的な車線トレース精度の高さと(日産の「プロパイロット2.0」と好勝負)、先行車が停止してから再スタートも自動的におこなってくれることです。

 渋滞に遭遇したら、ドライバーは前を見えているだけでよい。よそ見したり居眠りしたら数度の警告の後、ハンズフリーが出来なくなります(それでも操作しなければ自動で緊急停止する)。

 悲しいかな、休日のドライブと渋滞はセットになっているケースが多い。平日でも通勤時間帯は激しい渋滞に見舞われますが、渋滞はクルマに乗っていて一番楽しくない状況だと思う。

 また、100km/hの巡航だって退屈です。そんなときはクルコンをセットし、ハンドルに触っているだけで(新型レヴォーグはタッチセンサー)車線をトレースしてくれる。

 一番意外だったのがレーンチェンジアシストです。「車線変更くらい自分でするよ!」と思っていたけれど、試してみたら至極便利。

 ウインカー操作するだけで安全確認からハンドル操作、ウインカーを戻すまで、すべてレヴォーグ君がやってくれるのです。

 人間は車線変更したいほうのウインカーレバーを操作するだけ。しかもセンサーを使うため。安全確認はドライバーより確実です。

 もうひとつの「凄くいいね!」は、ZF製ダンパーを使う、最上級グレード「STIスポーツ」の足回りです。

 コンフォートをセレクトしたときの乗り心地の良さと、コーナリング性能の高さときたら、いままでの国産車とまったく違うレベル。

 サスペンションは凄く動くのに、ロール感が少ない。ヨコハマ ブルーアースGTというタイヤとの相性も抜群で、どこまでも曲がって行く感じです。

 新型レヴォーグで唯一「普通レベル」となる燃費は、郊外路や高速巡航で14km/Lくらいをイメージすればいいと思う。通勤モードなら10km/Lから14km/Lくらいか。

 1.8リッターターボエンジンだけれど、ガソリンはレギュラー指定で経済的です。

 サンデードライバーなら十分納得出来る燃料コストかもしれません。新型レヴォーグが気になる人は、ディーラーで試乗してみて欲しい。

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