(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大の「第2波」を受けてロックダウン(都市封鎖)が行われた英イングランドで新型コロナウイルスの感染件数が約30%減少したことがわかった。REACTプログラムの中間報告で明らかになった。
報告書によれば、綿棒を使った検査を10万5000人超に実施したところ、イングランドで感染の減少がみられた。
報告書によれば、11月13日から24日に家庭で行われた検査の結果では、推計でイングランドの人口のうち0.96%がウイルスを保有していることがわかった。これはおよそ100人に1人の割合となる。
インペリアル・カレッジ・ロンドンと調査会社イプソス・モリの研究者によれば、11月2日時点での感染率は80人に1人以上(1.3%)で、これと比較すると感染の数は約30%減少したことになるという。
イングランドは11月5日から12月2日までの4週間にわたるロックダウンを実施。必要不可欠ではない事業が閉鎖されるなどした。英政府は地域ごとに対応措置を導入し、感染が多い地域にはより厳しい規制を設けた。
イングランドの大部分で新型コロナウイルスの感染件数は減少した。これまで感染が多かった北部では50%以上の減少を見せたという。ロンドンやイースト・ミッドランズではほとんど変化はなかった。しかし、10月の半ばから終わりにかけてロンドンや南部で見られた感染の急増は見られなくなったという。
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December 02, 2020 at 09:59AM
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新型コロナの感染件数が約30%減少、都市封鎖の英イングランド - CNN.co.jp
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