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Sunday, April 2, 2023

高知東生「父は侠客、母は自死」の凄絶を見つめて - 東洋経済オンライン

高知東生 土竜 

覚醒剤所持で逮捕された後、自らの半生を見つめて更生の道を歩んできた高知東生さん(撮影:今井康一)

高知東生さんによる自伝的初小説集『土竜』が話題を呼んでいる。高知さんは、1993年に芸能界デビュー後、俳優として活躍。ところが、2016年に覚醒剤と大麻の所持容疑で逮捕され、懲役2年、執行猶予4年の判決が下されると、以後、芸能界の表舞台からは姿を消すようになる。その彼が、自身の過去と向き合い、腹をくくりすべてをさらけ出して書き上げたのが『土竜』だ。

侠客の父と、ネグレクトの果てに自死した母。17歳で天涯孤独となった彼は、喧嘩と女に明け暮れ、全財産6万円を握りしめ上京する。そして、薬物に溺れ逮捕された――。

あらすじを見てもわかるように、高知さんの生い立ちは“普通”ではない。父親は、有名暴力団組織の組長であり、母親はその愛人だった。さらには、その父は実の父親ではなく、母は真実を語ることなく、高知さんが17歳のときに突然、自ら命を絶った。『土竜』は、そんな若かりし時代の高知さんの胸中や視点を私小説のように描きながら進んでいく。薬物で捕まり、地の底に沈んだ自分の恥部まで包み隠さずに。

世間は、まだ俺を許してくれていないのでは…

「自分の過去と向き合うことは……簡単に話せるものではなく、つらかったです。ますます、自分は生きていていいのかなと思いましたし、最低な男じゃないかって突き刺さっていきました」

高知さんは、そう苦笑を浮かべながら振り返る。そうした懺悔にも似た葛藤は、半生記『生き直す 私は一人ではない』(青志社)に詳しくつづられているが、その執筆途中に小説のオファーがあったと明かす。だが、「たいして本を読んでこなかった自分には小説なんて書くことはできない」と断った。

その心境に変化が生じたのは、ともに薬物依存と戦う仲間たちの姿だったという。

「依存症のリハビリを続けている仲間の一人が、『書きたくても書けない人がたくさんいるのに、何をビビっているんですか? 最善を尽くしてチャレンジしたらいいじゃないですか』と、背中を押してくれたんです」(高知さん、以下同)

反面、「世の中の人たちが、まだ俺を許してくれていないのではないか。そんな思い込みもありました」と語る。

自己をさらけ出すことにも抵抗があった。先ほど、高知さんの父が実の父親ではないと触れたが、母の死後、戸籍謄本を確認すると、本当の父親は徳島県にある暴力団組織の幹部であることがわかった。嘘のような本当の話。「大人は嘘ばかりつく」。心を開けない自分がずっと存在していた――そう高知さんはこぼす。

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Saturday, April 1, 2023

“栗原はるみの料理教室”でわかった、料理が美味しくなるコツ「今度こそ ... - mi-mollet(ミモレ)

和食は一番身近な料理なのに、うまく作る自信がない。そんな女性が、意外と多いのではないでしょうか?
雑誌『栗原はるみ』最新号では、栗原はるみさんが雑誌で和・洋・中の料理教室を開催してくれました。
栗原さんが教えてくれた「コツ」を、和食担当ライターがルポします。


日本人なのに和食に苦手意識が……


「得意料理は、和食です」。
そう胸を張って言えたら、どんなにいいでしょう。

何を隠そう、主婦歴21年。ライターとしてもこれまでたくさんの飲食の記事を担当し、料理の腕にはソコソコの自信がある私。
しかしこれまで、大きな声では言えませんでした。和食が一番苦手です、とは……(苦笑)。

いや、きっと、まずくはなかったと思います、それまで作ってきた私の和食。
しかし、来客のときに和食をチョイスしたことはありませんでした。
和食って、シンプルだからこそ難しい。
私はお客さまにお出しできるほどの和食テクニックを持ち合わせていない、そんな気持ちがずっとあったのです。

今回、栗原はるみさんの料理教室特集で、和食ページを任されるにあたり、「ついにこのときがきた!」と思いました。
長年の密かな“和食コンプレックス”を払拭する機会がやってきたのです。これはチャンスでした。


和食のルールは「やりすぎない」こと

今回、栗原さんの「和食の基本」では、主菜、副菜、汁物、ご飯物の4ジャンルを網羅。
「肉じゃが」や、「魚の煮つけ」、「ごまあえ」など、日本人なら絶対におさえておきたいレシピを紹介しています。

どれもいつも家庭で何気なく作っているメニューですが、栗原さんの手にかかると、どれもがごちそう級。しかも、これが不思議なくらい、難しくないのです。
秘訣は、栗原さんがお母さまから受け継ぎ、自身でも長年身につけてきた「コツ」。

「和食のコツは、とにかく『やりすぎない』ことです」と、栗原さんは言います。 

つい火の通り加減が気になって、箸で何度もつついたり、ひっくり返したりしてしまうものですが、そこをこらえて。
食材をていねいに扱い、水けはその都度きちんと切ること。
取材を通して、なるほど、確かに自分がこれまでいかに食材に対してぞんざいで、調理にいたっては「やりすぎて」いたかに気づきました。

前菜にきんぴらごぼうを出せる人になりたい

今回「副菜」では、「きんぴらごぼう」のレシピを詳細に紹介しています。
このきんぴらこそ、栗原さんの得意中の得意料理。

極細に美しく切りそろえたごぼうは食感よく、後を引く味つけで仕上がっています。
栗原さんはいつも、初めてお招きするゲストには、必ずこのきんぴらを前菜として振る舞っているそう。その「コツ」とはこの3つ。

① 丁寧に切りそろえること
② 水にさらす時間は5〜10分。そしてしっかり水気をきる
③ 食感を残すため、炒めすぎない

なんてかっこいいんだろう!
私は心からそう思いました。
だって、きんぴらですよ。材料はごぼうだけ。切り方と炒め方で、ここまで一つの食材が昇華されるとは。その潔さたるや、まさに栗原さんの性格そのもの。
きっとたくさんのゲストが、このきんぴらのおいしさと美しさに感嘆してきたことでしょう。

雑誌では、レシピやコツはもちろん、どうしてこうする必要があるのか、という理由もよくわかります。
そして、私もきんぴらを練習する日々です。いつかお客様に、前菜としてきんぴらを出して褒められてみたい……そう下心満点で頑張っているのです。

他にも栗原はるみさんの料理教室では、毎日の食卓からおもてなしまで、身につけておけば一生モノのレシピが満載です。ぜひご購読ください。


雑誌『栗原はるみ』4号
中身をチェック!

購入はネット書店から
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▼右にスワイプしてください▼

メイン特集
栗原はるみの料理教室。 これだけ作れるようになれば料理上手になれる基本のレシピ。 
作り方のコツさえ身につけば、毎日の食事も一段とおいしくなります。 
和食の基本、中華の基本、洋食の基本など。

ライフスタイル特集
麻布十番とワンピース。
お気に入りのワンピースでそぞろ歩き。 麻布十番は人の温かさを感じる街。 
自分のために花を飾る。 
大好きな花や グリーンを飾ること。それは日々の暮らしの幸せな時間。 
START IT OVER  寂しくても、楽しく。
学びの時間、飲み友達と乾杯、元気でいるためのささやかな習慣ほか

レシピ特集
自分のために、ひとりごはん。 
自分が食べたいものを、 好きなときに楽しく食べたい。 一人分の、私のためのレシピ。 

特別付録①
別冊『楽しい、常備菜。』
“ ラクするため ” でなく、 冷蔵庫に作っておくと食卓が楽しくなる常備菜レシピ!

特別付録②
動画ふろく『栗原はるみ』オンライン料理教室 
URL: https://kuriharaharumi.kodansha.co.jp/pages/movie202304(4月3日以降公開)

動画でコツが よくわかる !  オンライン料理教室 
1 酢豚のとろみづけ
2 きんぴらごぼうの切り方 
3 野菜のごまあえの水きり 
4 えびカツの衣のつけ方 
5 魚の煮つけの煮方 
この 5つの動画が観られます。『栗原はるみ』のオンライン料理教室に参加しているような気分で、雑誌と一緒にお楽しみください。


文/山野井春絵
構成/『栗原はるみ』編集部

前回記事「料理家・栗原はるみが普段使いする白い器「色を合わせてデザインで遊ぶ」」>>

 

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