疲れた男性こそ古道歩き
古道歩きが主たる目的とはいえ、疲労困憊になるまで歩くわけではない。もちろん、のんびりと温泉につかり、地元の食材に舌鼓を打つという旅ならではの醍醐味もある。
2日目の宿泊地は延縄漁法による生マグロの水揚げ日本一を誇る那智勝浦にある「ホテル浦島」。古道歩きの後に味わう天然の生マグロは格別であった。
ホテル浦島には専用の送迎船で向かう
世界遺産に登録されて今年7月で20年を迎える。国内を旅してもインバウンドだらけで辟易することも少なくないが、熊野の地ではそうしたストレスは皆無だ。
「昨今の観光トレンドは、いわゆる有名な場所ではなく、自分だけのお気に入りの場所に行くこと。今だけ、ここだけ、私だけ。古いかもしれませんが、熊野古道にはこうした要素もあると思います。ある意味、観光地になり切れていないのかもしれませんが、それも熊野古道の魅力です」(田辺市観光振興課の担当者)
世界が認めた熊野古道を歩き、心と体をリセットする。疲れた人、ストレスを抱えた人こそ、熊野の地を訪れてみてはいかがだろうか。
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