ジャーナリスト安藤優子氏（65）が16日、フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演。“因縁の仲”ですぐ横に座ったミュージシャンでお笑いタレント、マキタスポーツ（54）と番組中に“和解”が成立した。

MC東野幸治（56）から「スタッフも性格悪いですね」と振られて、マキタは「本当に悪いと思いますよ」とぶぜんとした表情で語った。東野が「これ説明しますと、マキタスポーツさんがいらっしゃったときに、以前『グッディ！』に出ていて、安藤優子さんのご機嫌のために降りてもらえませんか、って言われた、っていうホンマかどうか分からん“マユツバ”の話をされて…」と、かつての報道番組「直撃LIVE　グッディ！」での状況を説明をした。

マキタは「マユツバじゃないですよ、本当の話ですよ」と安藤氏を横にして語った。対する安藤氏も苦笑いしながら「でも、私、初めて知ったんです、うん」と話した。大きな手ぶりを入れたマキタは「もちろん、安藤さんが…安藤さんがしたんですか？」と正面から質問。安藤氏は「まさかぁ～、わたしぃ～、ちょいちょい利用されてますからね」と“ぬれぎぬ”であることをほのめかした。

「直撃LIVE　グッディ！」はフジテレビ系の午後のワイドショーとして2015年3月からスタート。安藤氏をメインキャスターに俳優高橋克実（63）を起用。マキタは月曜パネリストとして番組スタートからレギュラーとして出演していた。

マキタは「横並びで芸人のコメンテーターとか1週間（平日の）5日間、いたんですけど、改編期で辞める人がいますんで、ってことだった。フタあけてみたら、首切られたの僕だけなんですよ」と話し「ってことはですよ、安藤さんのご機嫌を維持するためにはマキタスポーツ、いらなかった、ってことですよね」と語った。東野は「安藤さんは何度も共演してるから、そういうタイプじゃないから、スタッフが安藤さんの名前を使って上手に、嫌われてるマキタスポーツを…」と降板に至った経緯について推測した。

安藤氏は「そういうイメージ作りが密やかに進行していた」とあきれるようにつぶやいた。マキタは「全然、目が合わない」とボケると、安藤氏は「こうやってみると、目がかわいいことが初めてわかった」とボケ返し、お互いに手をたたいて笑いあって“和解”した。