自分だけの山―。何ともロマンある響きである。手ごろな価格の山は数多くあるし、固定資産税もわずかしかかからない。だが、相手は大自然。山を買った人たちに、購入後に起きたリアルを聞いた。
山を買ったハンカチ王子の同級生
山の入り口に到着し、車を降りると、あたりには聞いたことのない鳴き声がこだましていた。「ギョギョ!」「キィー!」という、まるで女性の叫び声のような鳴き声だ。
「ああ、あれはキョンの声ですよ。このあたりはキョンだらけですから」
さわやかな笑顔でそう教えてくれたのは、この山の所有者である芳賀達也さん(35歳)である。
高校時代は応援団長としてハンカチ王子をサポートした芳賀さん
早稲田実業高校時代にハンカチ王子こと斎藤佑樹の同級生だった芳賀さんは、応援団長として甲子園制覇をサポート。早稲田大学を卒業して都内の一般企業に就職した後、2年ほど前に千葉県いすみ市内の山を購入した。敷地面積は約1万坪、東京ドーム0.7個分という広大な山だ。
芳賀さんが語る。
「キャンプや登山が趣味だったわけではないのですが、自然が好きで、自由に遊べる場所が欲しいなと漠然と考えていたんです。購入が可能な山は、ネットで調べただけで結構出てきます。私の場合は、都内から通える範囲で探した。いすみ市のこの山を見つけたのも、普通の不動産サイトです」
からの記事と詳細 ( まわりはキョンだらけ…!雨が降ると湿地帯に…!「山を買った人」が明かす「買ってみてわかったこと」(週刊現代 ... - 現代ビジネス )
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