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Sunday, October 22, 2023

[もはや魚群]やっぱりエグかった!水槽実験でわかったとんでも ... - ルアマガ+

バスフィッシングで使用されるアラバマリグ。複数のルアーやブレードを装着することで、まるで小魚の群れが泳いでいるような状況を演出できる仕掛けだが、果たして、実際に水中ではどう見えているのか? 巨大水槽で実験をおこなった。

>>アラバマリグの水中写真ギャラリー

ルアーメーカー「DUO」の巨大水槽で水中実験!

静岡県焼津市にあるルアーメーカー「DUO」には、ルアー開発のために作られた巨大な水槽がある。その規模は実に長さ25m、最深部4.5m! リグに関する様々な疑問を解決するために、丸1日この水槽をお借りして、実験&観察!

DUO社内に設置されている巨大水槽。

今回のテーマはアラバマリグ。ワームの食わせ能力はそのままに、数で圧倒的な存在感を示すことができる究極の仕掛けと言ってもいいだろう。まさしく、王者の釣法だ。このアラバマリグが、水中でどのようなアクションをしてバスにアピールするのか? 見ていきたいと思う。

群れすぎ釣れすぎ注意のアラバマリグ

実際に、水槽でアクションさせて観察するリグを紹介していこう。アラバマリグには、「北の鉄人」という異名を持つ、凄腕琵琶湖ガイド・山田祐五氏が開発に携わった、スーパーランカー対応のアラバマ系リグ。

R-ヴァンガード極(リューギ)+ブースターウェイク3.5in(DUO)

DUO(デュオ)

このリグに、スモーク系カラーのブースターウエイクをセット。ただし、中央だけカラーを変えて、スカッパノンにしてみた。セットが完了したのが、上の写真だ。複数のブレードと5つのワームは、水中でどのようにアクションするのだろうか? 非常に楽しみだ。

わかったのは、アラバマリグはリトリーブ速度が肝心!ということ

アラバマリグをゆっくりリトリーブしてくると、全体が斜め上を向く。すると、中央のアームが他より長いので、中央にセットしたワームが、実は一番下の位置になる。

ところが、巻く速度を上げると、ある時点から水平姿勢になって中央のワームが中央に来る。リトリーブスピードを変えることで、目立たせたいワームの位置や状態を調節することができるということが、実際に水槽で動かしてみてわかった。

巻きスピードを変えることで、中央のワーム位置が変化するということが判明した。

上の写真は、スローリトリーブ中に撮影したもの。もう少しスローにすると、中央にセットしたスカッパノンのワームが一番下になると想像できると思う。いずれにせよ中央のワームに食ってきそうだ。

いずれにせよ、小魚の群れに見えるのは一緒で、相当なインパクトだ。シェイクしながら巻くと5本のワームが同時に動きを変えるので、とんでもないリアクションがかかりそうだ。爆発力を感じる。

アラバマにフリーフォールはトラブルの元?

着水後にフリーフォールさせると、中央のワームが周囲のアームに当たって、不自然になることがあった。着水したら、ラインテンションを少し張った状態でカーブフォール気味に落としたほうがトラブルがないし、動きもいいはずだ。

フォール中のアラバマリグ。水槽での実験を見る限り、フリーフォールはトラブルの原因になりやすいため、カーブフォール主体で落とし込むのが良さそうだ。

アラバマリグをフリーフォールさせると、ワーム同士が干渉し合うことがある。ラインテンションを掛けてフォールさせるほうが無難なようだ。

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