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Monday, May 15, 2023

遊んでわかった『エラーゲームリセット』の魅力。電撃の編集& ... - 電撃オンライン

 セガのiOS/Android用アプリ『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-(エラーゲームリセット)』についてライターと編集が語る座談会をお届けします。

 「エラーゲームリセット日記」を担当する電撃の編集&ライター陣による座談会企画。ゲームの配信前にいろいろと想像しながら妄想座談会を実施しましたが、今回はまり蔵、ライターM、カワチの3人がプレイして感じた本作の魅力を語っていきます。

世界観は意外にも明るくポップ。シニカルな自虐ネタもいい感じ

カワチ:この作品は全体的に画面が暗くてダークなイメージがありますが、基本的にはポップで明るいと思っていて、そこがユーザーさんに伝わってほしいです。ギャグのテンポもよく、文章も読みやすいので気軽に入りやすいゲームなのかなと。

まり蔵:でも、ヨコオタロウさんが関わっている作品なので、この先ガラリと雰囲気が変わるのではないかという不安もありますよね(笑)。

カワチ:実際にプロローグアプリのラストはかなり不穏な空気だったので、絶対に何かあるだろうとは思っています。そこは逆に楽しみですね。

ライターM:じつはプロローグアプリをプレイしていないので、気になっているんですよね。ストーリーを読んでみたいので本編に実装してほしい!

カワチ:リボンのことが信じられなくなりますよ(笑)。

ライターM:そうなんですか!? リボンのことが好きなのでキャストとして実装されないかな~と無邪気に考えていました。

カワチ:リボンは本編でも辛辣でおもしろいんですけど、プロローグアプリをプレイすると「言っていることがギャグじゃないんだ」ということがわかって印象が変わるかも。まり蔵さんはいかがですか?

まり蔵:私もプロローグアプリをプレイしたあとに本編をプレイして、「こんなに明るいストーリーなんだ!?」とビックリしましたね。まだ今のところは「ゆーげんさんの描くキャラクターたちがかわいくていい!」って感じです。

 あとはやはりナビキャラクターのリボンですねー。無邪気にサイコパスっぽいことを言うところはロボっぽいなと思います(笑)。

カワチ:投げやりなところがいいですよね。

まり蔵:そうそう。お掃除ロボットみたいな形になったときも好きですし、バトルが終わったあとのリザルト画面に出てくるときのポーズが、お笑いタレント・ダイアンの「ゴイゴイスー」みたいで好きです(笑)。

ライターM:好きなポイントが細かいなー。

カワチ:まり蔵さんがリボン好きなのはわかりました(笑)。

まり蔵:リボンと主人公の会話もめちゃくちゃ好きなんですよね。辛辣な言い方をするリボンとスタンプで感情を表現する主人公の応酬に笑わせてもらっています。

おっさんホイホイなBGMアレンジが熱い!

ライターM:自分は80年代、90年代のレトロアーケードゲームが好きなので、その情報が明かされたときから気になっていました。実際に蓋を開けてみたら、ゆーげんさんが元のゲームのネタを上手に拾いつつ、なおかつめちゃくちゃかわいくデザインしていて感動しましたね。BGMのアレンジもよく、おっさんホイホイ以外のなにものでもないですよ。

まり蔵:確かにBGMのアレンジはめちゃくちゃいい!

カワチ:どの曲もイントロの部分が原曲っぽいのがいいんですよね。すぐにどの曲かわかるし、アレンジ部分で音が広がって盛り上がっていくのがサイコー!

ライターM:『奇々怪界』の曲が流れるステージはずっとテンションが上がっていました。

まり蔵:私もー!

カワチ:『ゼビウス』の曲もよかったな~。

ライターM:『マッピー』のアレンジ曲も早く欲しいよ~!

カワチ:すでに参戦しているキャストは、BGMが実装される可能性は高いですよね。

ライターM:早くサントラを発売してほしいです。

カワチ:個人的に、実際のゲームの雰囲気と背景のグラフィックがちょっと合っていない感じがするんですよ。ホームも薄暗いし、「リアルの俺の部屋が再現されているのかな?」って思っちゃった。

まり蔵:なるほど確かに(笑)。ホームの部屋の背景、私も変えたいんですよね。

カワチ:ショップのインテリアトークンというところで購入できますよ。

まり蔵:そうなんだ! 知らなかった……。まだまだ知らないこといっぱいあるな。

ライターM:『アウトラン』の南国風にしている人がいて、雰囲気がいいな~と思いました。レイアウトを変えるのはありですね。

 で、話を戻すと、自分が気に入っているところはストーリーですよね。「セガは自虐ネタが好きなんだな~」ということが伝わってきます。

カワチ:そうですね(苦笑)。

ライターM:セガだけでなく、他のメーカーも傍若無人に描かれているのは、はっちゃけていていいなと思いました。

カワチ:ストーリー、おもしろいですよね。セガのゲームが軍事利用されることに書き換えられる展開がありますが、ゲームが軍事利用されたこと自体は史実として存在していることなど興味深いです。

ライターM:ちゃんとリアルに寄せていますよね。自分は何年も前ですが専門学校を卒業したあとにセガを受けたことがあったので、入社式のシーンは心に刺さりました。

カワチ:リアルにあったかもしれない未来……!

ライターM:アウトランに撥ねられることもなくライターとなり、こうしてセガさんのゲームの記事を書いています。

オススメの戦い方やキャストの育成方法は?

まり蔵:バトルについてはどうです? イクラ弾幕シューティング。

ライターM:画面としてはシューティングですが、内容は違うと思っています。そこで誤解している人もいるんじゃないですかね。

カワチ:ボクもRPGだと思っています。ボスの攻撃を絶対に食らうのでシューティングではないかなと。

まり蔵:公式のジャンルは闇堕ちした少女を救うシューティングライクRPGなので、あくまでシューティングっぽいRPGということですね。

カワチ:ちなみにゲームをはじめたばかりの初心者が覚えておくといいことってありますか? ボクは仕事の作業をしながらオートで進めていることが多いのですが、勝てなくなってきました……。

ライターM日記第5回でも書きましたが、AUTO(MOVE)推奨です。AUTO(FULL)にするとゲージが溜まったらすぐにスキルを使ってしまうのでダメージを食らってなくても回復スキルを使っちゃうんですよ。なのであまりオススメできません。

まり蔵:私は、キャラの育成が難航してるんですよね~。

ライターM:パーツ育成というキャストをバージョンアップする要素がありますが、それはやったほうがいいですね。あとは記憶解放ボーナスを行うとステータスがアップします。

 ほかにはガチャが絡んでくる要素ですが、フィギュアやアクセサリーを入手したあと、装備することでステータスが上がりますが、フィギュア自体のレベルを上げることもできます。アクセサリーに関しては同じ色のものをそろえるとセット効果でボーナスが付くので意識してみるといいかも。

カワチ:あとはガチャを回してキャストを増やし、同じグループで編成してグループボーナスを付けるとかですかね。

ライターM:そうですね。ちなみに、有償ジェムを購入した特典でもらえる獣王記(アノード)ちゃんはオススメです(笑)。

まり蔵:私もめっちゃお世話になってます!

カワチ:もらってないやー。優秀なんですか?

ライターM:はい。有償ジェム80個を購入すればもらえるんですが、回復と同時に味方に攻撃力アップのバフもかけてくれるのですごく役立ちます。

カワチ:なるほどー。ボクは回復は奇々怪界(アノード)ちゃんにお世話になっています。バリアも付与してくれるので優秀です。

まり蔵:奇々怪界(アノード)ちゃんにもお世話になってます!

ライターM:バリアはゼビウス(カソード)ちゃんも持ってますね。回復やバリアを持っているキャストはすごく頼りになります。

まり蔵:ゼビウスちゃんは引けてない……。

ライターM:あとはクレイジータクシー(カソード)ちゃんのバフが強力ですね。獣王記ちゃんと組み合わせるとかなり強いですね。

まり蔵:このゲーム、バフが重要ですよね。クレイジータクシーちゃんも外見が好みなんで欲しかったんですけど、ゲットできてないんですよね~。

ライターM:クレイジータクシーちゃんはストーリーを読むと彼女自身のことも好きになりますよ。

まり蔵:私はまだ星3のキャストがそろっていないので星2のキャストを使っているんですけど、星2のなかでオススメのキャストっています?

ライターM:キャスト単体で考えるよりも、パーティ編成で足りないロールを埋めることを考えるのがいいんじゃないかなと。

 本作にはアタッカー、ヒーラー、タンク、サポーターというロールがありますが、タンクとヒーラー、サポーターを1体ずついたほうがいいんじゃないかと思っています。残りはアタッカーを入れる感じです。

まり蔵:なるほど。

カワチ:タンクやヒーラーはパーティの生存率が上がるので重要ですよね。

まり蔵:ファンタジーゾーンちゃんはアタッカーだけど顔が好みだから入れてる。

カワチ:見た目も重要ですよ!

ライターM:わかります。ザ・ハウス・オブ・ザ・デッドをよくこんな可愛いキャラクターに仕上げたなと思います。

まり蔵:マジで全員かわいいですよね。本当にゆーげんさんは偉大だわ。

ライターM:ガチャで誰が出てもうれしい(笑)。

カワチ:個人的に声優陣の芝居が全員リアル寄りで落ち着いているのが新鮮でした。そういうディレクションなのかもしれませんけど。

まり蔵:あぁ、めっちゃわかります。

カワチ:イベントで登場したバーチャファイターも、もっとハツラツとした声を想像してたんですよね。世界観に合わせているのだと思いますが、演じているファイルーズあいさんの意外な演技が見れて楽しかったです。

まり蔵:このゲーム、ボイスが突出するわけではなく、トータルパッケージで世界観が統一されているのはすごいですよね。あと、私は昔のアーケードゲームをあまり知らないので、ゲーム内に詳しい説明が用意されているのがありがたいです。資料を読むのが楽しい。

ライターM:筐体の写真があるのもうれしいですよね。

カワチ:キャストの可愛さから入って、元ネタを知っていくというのも本作の楽しさかもしれませんね。

妄想が広がる今後参戦してほしいゲームは?

カワチ:『エラーゲームリセット』にはいろいろなゲームが参戦していますが、次に出てきてほしいゲームはなんですか?

まり蔵:今はアーケードが中心なのでコンシューマ作品が充実してくれるとうれしいかも。

ライターM:自分はアーケード作品がさらに充実してくれるとうれしいですね。データイーストとか参戦してくれないかなぁ! 『エドワードランディ』に参戦してほしい。『カルノフ』や『チェルノフ』などデータイーストのゲームは濃い作品ばかりなのでキャスト化したら絶対におもしろいと思います(笑)。

カワチ:セガ以外のメーカーのキャストたちもキャラ立ちしていていいですよね。

まり蔵:セガのコンシューマだと『龍が如く』や『ソニック』などの人気シリーズは来てもおかしくないですよね。

カワチ:『ファンタシースター』や『サクラ大戦』、『戦場のヴァルキュリア』あたりもありそう。

まり蔵:『サクラ大戦』は大神隊長モチーフでキャスト化してくれないかなぁ。『バーチャファイター』みたいに後ろに立っていてほしい(笑)。あと、個人的に大好きな『シャイニング』シリーズ!

ライターM:自分は『コットン』に出てほしいなぁ。アストロシティ ミニにも収録されていたので可能性はありそう。あとは『スペースチャンネル5』とか。

カワチ:ボクはドリームキャストの『イルブリード』とか、DSの『ワールド・デストラクション』みたいな刺さる人には刺さったタイトルにもスポットを当ててほしい。名作なので今こそ知ってもらえたらいいかなーと。

まり蔵:『パンツァードラグーン』や『電脳戦機バーチャロン』もファンが多いから参戦したらうれしい人も多いだろうな~。

カワチ:『ROOMMANIA#203』も! ネジくんのポリゴンがキャストの後ろに浮かんでたらうれしくて泣いちゃう~。

ライターM:『シーマン ~禁断のペット~』が実装されて、同じように後ろに立っていたら別の意味で泣きそうですね(笑)。

カワチ:そう考えると、まだまだ参戦してほしい作品がありますね。末永く続いてほしいので、この記事を読んで気になった人はぜひ『エラーゲームリセット』を遊んでみてほしいです!


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