長崎市の海岸の地層からおよそ8400万年前のアンモナイトと二枚貝の化石が見つかりました。
この2つの種は、これまで異なる時代に生息していたと考えられていましたが、今回、同じ地層から見つかったということで、今後、この時代の九州地域にどのような生き物がいたかを解明するうえで貴重な発見だということです。
今回発見された化石は、平成23年に長崎市科学館と福井県立恐竜博物館が共同で長崎市北浦町にあるおよそ8400万年前の白亜紀後期の地層を発掘調査していた際に見つかりました。
その後、詳しく調査を行った結果、2種類のアンモナイトと二枚貝であることがわかったということです。
長崎市恐竜博物館によりますと、アンモナイトのうちの1種と二枚貝はこれまで異なる時代に生息していたと考えられていましたが、今回、同じ地層から見つかったことで、同じ時代に生息していたことがわかったということです。
17日、長崎市役所で記者会見した長崎市恐竜博物館の中谷大輔学芸員は、「これまで以上に時間軸に沿ってほかの地域と比較検討できるようになり、白亜紀後期に九州にどういう生き物がいたのかなどを解明できるようになる」と話しています。
これらの化石は、長崎市恐竜博物館で18日から一般公開されるということです。
からの記事と詳細 ( 長崎市で同じ地層からアンモナイトと二枚貝の化石発見 |NHK 長崎 ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/8am1PHl
No comments:
Post a Comment