福島県の県中地区の中学校に勤務していた40歳の男性講師が、42人の男子生徒の下半身を触るなどのわいせつ行為を繰り返していたとして、福島県教育委員会は25日付けで懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、県中地区の中学校で音楽の授業を担当していた西舘成矩講師です。
福島県教育庁によりますと、西舘講師はことし4月から9月にかけて、校舎内で授業中に男子生徒の下半身を直接触るなどのわいせつ行為をしていたということです。
先月、被害を受けた男子生徒の友人が別の教諭に相談したため、学校側が本人に確認したところ、あわせて42人に対して同様の行為を繰り返していたことがわかったということです。
西舘講師は教育委員会の聞き取りに対し、事実を認めたうえで、「遊び感覚でふざけていく中で、徐々に生徒との距離感がつかめなくなってしまった。わいせつやセクハラは女子に対してやってはいけないという認識はあったが、男子は大丈夫だと思っていた」と話しているということです。
これを受けて、学校は先月、全校集会やPTA総会を開いて生徒や保護者に謝罪したほか、教育委員会は警察に通報したということです。
福島県教育庁の丹野純一教育次長は「県民のみなさまの信頼を裏切る不祥事で大変申し訳ない。今後、再発防止と教育に対する信頼回復に全力で取り組んでいきたい」と述べました。
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