岐阜県瑞浪市釜戸町の土岐川で6月に見つかった「
化石は6月5日、河川を清掃中だった地元住民が骨のようなものを見つけ、同館に連絡し、確認された。化石は約1650万年前の瑞浪層群にあったことが判明している。
同館は6月以降の調査で新たに、歯の形や種類などの特徴から、束柱類の中でもパレオパラドキシアであることや、頭骨に歯が生えた状態で残っていたこと、全長約2メートルの成熟した個体だったことなどがわかった、としている。また、足から頭にかけての骨の周りからは、腐った肉を食べる特徴があるイタチザメの歯が見つかっており、死骸がサメに食べられた可能性があるという。
同館の安藤佑介学芸員(39)は「今月中旬頃から、骨が岩石に埋没した状態の『産状レプリカ』の制作を始める。今後クリーニングを進め、最終的には骨一点一点を岩石から外す作業に取り組む」としている。
からの記事と詳細 ( 河川清掃中に発見した化石は「謎の奇獣」…全長2m、国内初の腰から首までつながった状態 - 読売新聞オンライン )
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