モナコの南野拓実はリーグ・アンの今夏の新戦力の中で最悪の評価を与えられた。
今夏の移籍市場で2シーズン半を過ごしたリバプールから1800万ユーロとされる移籍金でモナコに加入した南野。プレシーズンでは好パフォーマンスを披露し、シーズン開幕以降の活躍が期待されていた。
しかし、南野はここまでインパクトを残すことができていない。5試合の先発出場を含む公式戦6試合でピッチに立つものの、トロワ戦で記録した1アシストをマークしたのみで、リーグ戦では直近の2試合で出番を得られていない。
ピッチに立てば批判の声が上がり、さらにベンチを温める頻度も増えつつある南野に対して、フランス『Le Quotidien du Sport』は厳しい評価を下した。
同メディアはシーズン開幕から1カ月程度が経過した中、今夏の新戦力の成功と失敗のそれぞれトップ5を選出。この中で南野は失敗のランキング1位に選ばれ、ここまでの出来を酷評された。
「リバプールから1800万ユーロでやって来た日本人は、モナコの試合を活性化し、攻撃陣にムーブメントをもたらすはずだった。ここまでの10試合のうち、彼は6試合でプレーしたが、67分以上ピッチで過ごすことができていない」
「交代させられたり、途中投入されるミナミノはフィジカル面でかなり脆そうで、デュエルの激しさに苦労する。私たちにはなぜ彼がプレミアリーグで活躍できなかったかを理解することができる。彼が出場した試合は2分け3敗で1勝しかできていない」
なお、南野とともに、リールのモハメド・バヨ、ナントのムサ・シソコ、ニースのアーロン・ラムジー、パリサンジェルマン(PSG)のウーゴ・エキティケが失敗トップ5にランク付けされた。
一方で、成功のトップ5にはPSGのヴィティーニャ、マルセイユのアレクシス・サンチェス、ランスのロイス・オペンダ、マルセイユのヌーノ・タヴァレス、リヨンのジョアン・ルペナンが選ばれている。(Goal.com)
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