Pages

Sunday, August 14, 2022

初戦終えた選手たち「何のための甲子園か、わかった表情」に - 朝日新聞デジタル

太田原奈都乃

 夏の甲子園で初戦を突破した山口代表の下関国際。3回戦で浜田(島根)と戦うことが決まり、14日も兵庫県西宮市内の球場で練習した。

 球場練習は1日2時間。守備と走者を置いた実戦的な打撃練習に時間を割いている。富島戦を投げた古賀康誠君と仲井慎君、さらに山口大会で投げた松尾勇汰君の3人が打撃投手を順番に務め、打席をにらんだ。

 緊張感は試合さながらだ。富島戦で4打数4安打2打点の赤瀬健心君は闘志あふれる表情でバットを構え、他の選手は「球際!」「タイミング!」と叫んだ。

 坂原秀尚監督は「(初戦後の選手たちが)何のために甲子園に来たのか、それは戦うため、勝つためなんだとわかったという表情になってきた」と言う。

 練習を終える頃、3大会連続出場の高松商(香川)が球場に入ってきた。「整備ありがとうございます」とあいさつされ、下関国際の選手たちも頭を下げた。

 次の浜田戦は大会11日目(16日)にある。富島戦は夕方の第4試合だったが、今度は午前8時開始の第1試合。選手たちは毎朝4時に起床、宿舎周辺の散歩で体を動かす朝型生活に切り替え、調整は順調だ。(太田原奈都乃)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 初戦終えた選手たち「何のための甲子園か、わかった表情」に - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/QzHim15

No comments:

Post a Comment