Pages

Monday, July 18, 2022

安倍元首相銃撃事件 前日に岡山の遊説会場近くで手紙投かんか|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

安倍元総理大臣が奈良市で演説中に銃で撃たれて死亡した事件で、逮捕された容疑者が、事件を起こすことを示唆する手紙を、前日に岡山で投かんしたとみられることが警察への取材でわかりました。
安倍元総理大臣の遊説会場の近くで投かんしたとみられ、警察は、事件に至るまでのいきさつを詳しく調べています。

今月8日、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて死亡した事件で、警察は、奈良市に住む無職、山上徹也容疑者(41)を逮捕して、殺人の疑いで捜査しています。
これまでの警察の調べで、山上容疑者は母親が多額の献金をしていた「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会に恨みを募らせた末、事件を起こしたとみられていています。
容疑者は、団体を批判するブログを運営している島根県の男性に対し、事件を起こすことを示唆する手紙を投かんしたとみられることがわかっていますが、警察によりますと、その後の調べで、手紙は事件の前日に岡山で投かんしたとみられることがわかったということです。
この日は、岡山で安倍元総理大臣の遊説が行われていて、遊説の前に、会場近くのコンビニエンスストアの防犯カメラに、容疑者とよく似た人物が手紙を投かんした姿が写っていたということです。
警察は、この手紙を押収し、事件に至るまでのいきさつを詳しく調べています。

【警察庁の検証チームトップが現場視察】
安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて死亡した事件で、警備の問題点を検証するために設けられた警察庁のチームのトップが奈良市の現場を視察しました。

視察に訪れたのは、警察庁の検証チームのトップを務める露木康浩次長ら4人です。
4人は、安倍元総理大臣が銃撃された現場で、黙とうした後、奈良県警の警察官から説明を受けました。
警察庁は、今回の事件を受けて、今月12日、警備の問題点を検証するためのチームを立ち上げ、警護・警備に携わった担当者らへの聞き取りを行うなどして、当時の警備態勢や配置、それに事前の計画や装備などを確認しています。
視察した露木次長は「責任者であり、自分の目で現場の状況を確認しに来ました。関係者の聞き取りもやっているので、それらを照らし合わせながらきっちりと検証していきたい」と話しました。
また、現場の状況については、「360度開かれていて、警護する上では難しい現場だと思う」とした上で、「われわれは与えられた条件で警護するのが仕事なので、今後の警護の在り方を考えていきたい」と述べました。
検証チームは、来月中に結果をとりまとめ、警備の見直しを進めることにしています。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 安倍元首相銃撃事件 前日に岡山の遊説会場近くで手紙投かんか|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/Eti2del

No comments:

Post a Comment