群馬・みどり市で73歳の男性が殺害され、自宅が放火された事件で、消防が現場に駆けつけた際に、玄関のドアが施錠されていたことが新たにわかった。
3月30日、みどり市笠懸町鹿で住宅が全焼して、1人暮らしの船戸秋雄さん(73)が死亡し、船戸さんの遺体からは、暴行されたとみられる皮下出血や、肋骨(ろっこつ)など複数の骨折が見つかっている。
警察は殺人放火事件とみて捜査しているが、火事が起きて消防が現場に到着した際、玄関のドアが施錠されていたことが新たにわかった。
船戸さんは1階の居間で倒れ、気道には少量のすすが残っていて、死亡する直前に放火したとみられ、警察は、犯人が玄関を施錠したか、窓などから出入りした可能性があるとみて、侵入や逃走の状況を調べている。
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