クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は日産「ルークス」についてレポートしていきたいと思います。1週間乗ってみて分かった、良かったこと&悪かったことをお伝えします。購入を検討されてらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください!
日産「ルークス」ってどんなクルマ?
軽スーパーハイトワゴンに分類されるルークスは、天井が高い&広々とした室内空間で「ミニバンの使い勝手と軽の運転しやすさを両立した新しいカタチ」がコンセプトになっています。メインターゲットは、パパ&ママ&小さな子供2人といった「子育て家族」です。ユーザーの使い勝手としては、休日のレジャー(パパが運転)、平日の送り迎えや買い物(ママが運転)が想定されています。個人的にたとえるなら、セレナの機能をギュッと軽自動車に搭載した車、というイメージを持って頂けると分かりやすいかと思います。
今回は「ルークス ハイウェイスターX プロパイロットエディション」に試乗してきました!
日産「ROOX(ルークス)」
それでは、細かくチェックしていきましょ~!
ルークスいいところ その1
スライドドア機能
軽ハイトワゴンに欠かせないのが「スライドドアの便利機能」です。N-BOXやタントなど、ルークスの競合車にはメーカーならではのスライドドア機能が付いています。ということで、スライドドア機能をチェックします。
スライドドアの下部に設けられたセンサーによって足の動きを感知し、スライドドアの開閉が自動なので、両手がふさがっていても安心です。ただ、センサーがどの位置に付いているか、慣れるまでに時間がかかりました
パワースライドドアを閉めている途中に、電子キーで施錠ボタンを押すと「閉まりきるのを待つ→施錠をする」という手順を踏まなくても自動でロックできます。パワースライドドアは挟み込みを防ぐためにゆっくり閉まるようになっているので、スライドドアが閉まるまでロックをかけるのを待たなくてよいというのがポイントです。
ほかには、ドアノブに付いている黒いボタンを押す&ドアノブをガチャッと引っ張ると自動で開閉してくれるなど、色々な便利機能が搭載されています。
乗り込み口が低いのもGood
ルークスいいところ その2
全体的に穏やかな走行性能
ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで運転がしやすいです。フロントウィンドウは大きくて視界が広いので、運転に慣れていない人も安心です。走行音に関しては、めちゃくちゃ静かというわけではありませんが、普段話している時のボリュームで、会話を楽しめます。エンジンが小さいということもあり、アクセルを強く踏む場面(高速など)では、エンジン音が気になりました。
今まで、個人的に軽自動車はターボエンジンを推奨してきましたが、ルークスはNAエンジンでもいいなと感じました。というのも、運転者が設定した車速を上限に、先行車と車速に応じた車間距離を保ちながら車線中央付近を走行するための運転支援機能「プロパイロット」を搭載しているからです。アクセルをベタ踏みすることなく、高速道路を運転できるというのは楽チンでした。これなら、NAエンジンでも遠出を楽しめそうです。
マルチインフォメーションディスプレイには、スピード、距離、ガソリンの残量など必要最低限の情報しか表示されないので、かなり見やすいです ナビのディスプレイが大きい&操作がしやすくてGoodでした。説明書を読まなくても、直感的に操作できます
ルークスいいところ その3
広々な車内の居住性
窓が大きい&車内が広く開放的なので、快適に過ごせます。
運転席は158cmの私が座って、こぶし6個分くらい頭上に余裕があります
シートは固めで、長時間運転しても疲れなさそうです。足元のスペースに関しては、軽ハイトワゴンと呼ばれるライバル車と比べると狭いです(窮屈だと感じるレベルではありません)。運転席と助手席は、ベンチシートのようになっていてアームレストを倒して区切ることもできます。
その分、後席はライバル車と比べて1番広々としていました。頭上のスペースは、こぶし5個分です 後席のシートは、足を伸ばしやすいように床スレスレまで幅があります
運転席&助手席を倒すと、以下のような感じになります。
かなり広々です。寝れなくはないですが、シートがボコボコしているのが気になります
後席を倒せば寝れなくはないです。ただ、車中泊は厳しそうです。
スーツケースなどは積むことかできます。後席を倒すと、こんな感じになります 斜めになると寝転べて、高さもあるので大きい荷物は充分積めそうです。自転車は微妙なのかなと思いました(子供用の自転車なら余裕です)。フロアに、微妙な坂があるので、この状態での車中泊はキツイかなと感じました
ルークスいいところ その4
かゆいところに手が届く収納
ここにあったら助かる! という所に収納があるのがいいですね。まずは、私がとくに気になった前席の収納から見ていきましょう。
運転席のみならず、助手席のドリンクホルダーにも紙パックが置けます。紙パックジュースユーザーの私としては、かなりうれしいポイントです センターコンソールには、小さめの引き出し式のテーブルが。最大積載量は3kgで、紙パックの飲み物も置けるようになっています 机の下にある、深さのある収納をダストボックスとして使っても良さそうだなと思いました テーブルには、最大3kgまで置くことができますが、机の幅が狭いので沢山の物を置くことはできません 後席にも、紙パックの飲み物を置けるドリンクホルダーが!
ルークスの残念ポイント
USBソケットの位置がナビの真下にあって、狭くてめちゃくちゃ使いにくいです。シフトレバーにも近いので、運転中にスマホを充電しているとケーブルがシフトレバーに絡まって非常に危ないと感じました エアコンの風量調節のボタンが、物理的なボタンではなくタッチパネル式になっているので、走行中はボタンを押し間違えたりしました。ちょっと使いにくかったかな…… リクライニングする、背もたれを倒すなどのシートのレバーが左右で逆になっているのがわかりにくかったということで、今回は「ルークス」の長期レビューをしてみました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。
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筆者紹介:矢田部明子
中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!
クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。
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からの記事と詳細 ( 日産「ルークス」に1週間乗ってわかった使い勝手の良さ (2021年10月31日) - エキサイトニュース )
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