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Tuesday, June 1, 2021

東京都内 新型コロナ471人感染確認「減り切れていない」|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

東京都内では1日、新たに471人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
前の週の同じ曜日を下回るのは19日連続ですが、都の担当者は「少しずつ減ってはいるが減少幅は大きくはなく、減りきれていない。ここでもう少し対策に協力いただいて感染状況を収束させたい」と話しています。

東京都は、都内で新たに10歳未満から80代までの男女あわせて471人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の火曜日より71人減りました。
また、前の週の同じ曜日を下回るのは19日連続です。
1日までの7日間平均は537.0人で、前の週の87.9%です。
都の担当者は、「少しずつ減ってはいるが減少幅は大きくはなく、減りきれていない。新規感染者数は決して低い状況ではない」と分析しています。
そのうえで「減少の傾向をさらに確実にするには、感染が減っているからといって気を緩めず、リバウンドを避けるためにここでもう少し対策に協力いただいて感染状況を収束させたい」と話していました。
この日の471人の年代別は、10歳未満が22人、10代が37人、20代が115人、30代が103人、40代が88人、50代が46人、60代が24人、70代が22人、80代が14人です。
471人のうち、およそ65%にあたる304人はこれまでのところ感染経路はわかっていません。
一方、感染経路がわかっている166人の濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が87人と最も多く、次いで、「職場内」が36人、「施設内」が20人、「会食」が10人などとなっています。
このうち、「施設内」では、学習塾で小学生6人が感染するクラスターが発生したということです。
これで都内で感染が確認されたのは16万1426人になりました。
また、都が参考として発表した5月31日の検査件数は8995件で、この日までの3日間の平均は5335.0件でした。
1日時点で入院している人は前日より29人減って2015人で、「現在確保している病床に占める割合」は、36.0%です。
一方、都の基準で集計した1日時点の重症の患者は前日より5人減って70人で、重症患者用の病床の18.8%を使用しています。
また都は、感染が確認された70代から90代の男女7人が死亡したことを明らかにしました。
このうち80代の女性は、入院中に感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染したということです。
また、80代から90代の男女あわせて3人は、クラスターが発生した同じ病院の入院患者です。
この病院ではおよそ60人の感染が確認され、このうち数人は「N501Y」の変異があるウイルスに感染しているということです。
これで都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は2062人になりました。

【変異株の感染「L452R」1人 計27人】
東京都は、新たに1人が、インドで見つかった「L452R」の変異があるウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
これで、都内で「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたのは、あわせて27人になりました。

東京都内では、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスと、インドで見つかった「L452R」の変異があるウイルスの検査で、およそ89%の360人の感染が新たに確認されました。
都によりますと、このうち60代の男性1人は「L452R」の変異があるウイルスに感染していることが民間検査機関の検査でわかったということです。
男性は、先月中旬に発症して一時入院しましたが、その後、症状がおさまりすでに退院しています。
1人暮らしで海外への渡航歴もなく、今のところ、感染経路はわかっていません。
男性と接触のあった知人が5人いるということで、保健所が対応を進めています。
都によりますと、都内の民間検査機関では、先月下旬から「L452R」の変異があるウイルスの検査を始めているということで、この男性は民間検査機関から初めて都に報告されたケースだということです。
これで、都内で「L452R」の変異があるウイルスへの感染が確認されたのは、あわせて27人になりました。

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