沼田市の係長が運営を担当していた市内の2つの団体の口座などから合わせて58万円余りを私的に流用したり横領したりしたとして、懲戒免職の処分になりました。
懲戒免職になったのは沼田市経済部農林課の桐澤周義係長(50)です。
沼田市によりますと、桐澤係長は総務部に所属していた昨年度までの2年間、市内の2つの任意団体の運営業務を担当していましたが、この間、口座から46万円を私的に流用していたということです。
また、団体の会員が市の窓口で「会費」などとして支払った現金12万円余りを横領したということです。
係長は、横領が明らかにならないように虚偽の領収書を添付した書類を作成していたということで、ことし9月に別の職員の相談がきっかけで不正がわかったということです。
市の調査に対して「借金の支払いに使った」などと話し、私的流用や横領した全額を今月、返金したことなどから、2つの団体と市は刑事告訴しないとしています。
沼田市は合わせて管理・監督を怠っていたとして、当時の上司3人を減給や戒告の処分にしました。
星野稔市長は「公務員としてあるまじき行為で、信用失墜行為をしたことは極めて遺憾です。今後、このような不祥事を二度と起こさないよう、より一層職員の綱紀の保持と服務規律の確保を徹底していきます」とコメントしています。
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