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Thursday, April 1, 2021

「わかった」のあと何度も同じことを繰り返す…私が気付いた大事なこと - ガジェット通信

赤ちゃんから幼児へと成長してきたわが子、そろそろしつけをしたほうがいいのかな……でもどうやって? 私はしつけによって、娘にも自分にもストレスばかりが募るという悪循環を経験してきました。そんなわが家の失敗によって学んだことをご紹介します。

「わかった」はその場のことだけだと心得る

「〇〇しないでね」「わかった!」こんなやり取りをした数分後、また同じことを繰り返す……。子どもにはよくあることですよね。「何度言えばいいの?」と募るママのイライラ。

「わかった」は口だけなのかな? 私は何度も考えましたが、実はそうではないようでした。子どもはちゃんとわかっています。でも、それは言われたその場の出来事だけ。その後のことに応用できるようになるのは、少なくとも3歳以降ではないかと思います。1歳や2歳では難しいことなのだと知っておくと、私は気持ちが少しラクになりました。

強制ではなく事態を実感できるような声かけを

他の子と関わる場所では、喧嘩やおもちゃの取り合いなども少なからずあります。けれど、他の子のおもちゃをとってしまったり、とられた子が物を投げて怒ったりしても、それは子どもが成長するために必要なプロセスなのではないかと私は思っています。

ケガをするようなことや人に痛い思いをさせるようなことは注意するべきですが、必ず理解を示してあげるようにしていました。「使いたかったんだね。でもとられちゃったら悲しいな」「嫌だったね。でも物を投げるのは危ないよね」など、強制してやめさせるのではなく、その事態を実感できるような声かけをすると、少しずつですが、わが子は自ら学んでいってくれました。

生活習慣のしつけは、まず自分が実践

わが家では、生活習慣だけは早くから伝えようと決め、たとえば靴を脱いだら揃えるなどの覚えやすい生活習慣は1歳半から教えることにしました。

まず気を付けたことは、「自分が実践すること」。子どもは親の行動を「これが一番いい方法」と思ってついてくることが多いですよね。私の子どもも、私がやっていることは必ずと言っていいほどまねをします。そして、まねをしているうちにだんだんと身についていきました。

そして、もう1つ気を付けたことは、「できなくても怒らないこと」。できないことにイライラしていたらストレスがたまる一方! 私は自分に余裕がないと感じているときは、できない姿を見ても見ないフリをするようにしていました。

子どものしつけは、気になり出すとどんどん気になっていってしまいますが、「最低限ここは身につけてほしい」という線引きをするとラクになりました。

イラスト/(c)chicchimama

監修/助産師REIKO

著者:里川まちこ

大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。

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