吉沢亮主演、大森美香脚本の大河ドラマ「青天を衝け」第2話。 「江戸は今日は祭りか?」 田舎っぺ丸出しで、はじめて江戸へやってきた渋沢栄一(吉沢亮)にとって、町人文化花開く町は衝撃だったようで、 「とっさま、オレは嬉しい。この町は商いでできてる!」 「お武家様がまるで脇役だ。こんな誉れはねえ。この江戸の町はとっさまみてえな商い人が作ってるんだいな!」 と大コーフン。 武力ではなく、経済の力で日本を変えた渋沢栄一らしい発言であるとともに、平和な江戸時代を長年のほほんと過ごしてきた武士たちの力が弱まっていることもにおわせていた。
高島秋帆&徳川斉昭が表舞台に復活
そんな時にやってきたのが黒船&ペリー! どっからどう見てもモーリー・ロバートソンなペルリ提督に「演技できるの!?」と心配したものの、英語セリフのみなので意外と違和感がなかった(安心!)。 太平の世にどっぷり浸かっていた幕府が慌てふためく中、頼りになるのは異国からの脅威に危機感を抱いてきた攘夷論者たち。 近代兵器による武装を説く彼らは、幕府から謀反などの疑いをかけられて冷遇されてきたが、これを機に手のひらがクルッとひっくり返る。 まずは栄一たちの地元に投獄されていた砲術家の高島秋帆(玉木宏)。 西洋砲術を学び、「ゲベール銃やモルチール砲を取り寄せ、肥後や薩摩、ひいては江戸でもオンテレーレンした(教えてた)」という秋帆。そのせいで長年幽閉されてきたが、黒船来航にともなう社会情勢の変化によって釈放。 岡部に来たときは罪人の籠の中だったのに、江戸へ戻るときは馬上の人。当時の混乱っぷりが分かるというものだ。 大規模軍事演習「追鳥狩」で大砲をドッカンドッカンぶっ放したことで隠居処分となっていた徳川斉昭(竹中直人)も処分を解かれて政治の世界に復帰。 みんなが不安になっている中、外国船打ち払いを強硬に主張し、幕府に大砲を献上するなど勇ましいところを見せてきた斉昭は庶民人気も高かったようで、三顧の礼をもって迎えられた「三国志」の諸葛孔明に見立てた錦絵が江戸中に広まっているという。 しかしその錦絵、斉昭というよりは、単に孔明コスプレをした竹中直人の面白似顔絵。さすがに笑ってしまった。 実際の斉昭はドラマ以上に行きすぎたヤバイ攘夷論者だったようだが、本作の斉昭にどこかかわいげがあるのは竹中直人のキャラクターか。
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