コロッケは「コロッケがコロッケ店をやる。今さらなんですけど」と苦笑いしながら「昔から、いろいろなお話はあったんです。でも、ものまねに、芸に専念したいという思いからやっていなかった」と明かす。
なぜ、このタイミングでと聞かれると「仕事が減りました」と冗談めかしつつ「コロナということで、外に食べに行くというよりは買ってきて家で食べることが増えた。みなさんに少しでも笑顔が届けられれば。『コロッケを買ってきたよ』と話して『ころっ家のコロッケ』と返す。こういう名前なので、ちょっとでも笑顔になれば」と思いを口にしていた。
コロナ禍でのオープン。不安はなかったのか問われると「今は世の中が不安ですから。それに立ち向かっていくには、ことを起こさないと動くものも動かないと思っている」と前向き。「みなさんに喜んでいただけるものを提供できればいい。『コロッケのころっ家』でエンターテインメントをできるイベントも考えている。コロナが落ち着いたら作っていきたい」とメッセージを送った。
店頭には目を引くコロッケ人形も。「(近隣にある)テリー伊藤さんのお店の人形に負けないようにデカいのにしました」と笑顔で明かし、武田鉄矢のものまねでアンベール。「私より、顔がデカいイメージがあるので、面白い感じがいいかなと思って大きいのにしました」と店舗のシンボルの完成度にも自信を見せた。
味もすべて監修し、こだわった。フランチャイズし、ご当地限定メニューも店舗ごとに開発する。新小岩店のものは「新小岩は小松菜が有名。それに、とり肉とあげが入ったおひたし味の和風コロッケです」とアピールした。目標は1000店舗。「多ければ多いほど。そのことで活気づく空気のが大事なので。夢は大きく。今の時代は夢や未来を語ることで一歩踏み出す気持ちが芽生えてくる。1000店舗を目指します!」と気合十分だった。
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