【ワシントン=蒔田一彦】新型コロナウイルスに感染した米国のトランプ大統領(74)は2日夕、ワシントン郊外の「ウォルター・リード軍医療センター」に入院した。万全を期すための措置で、数日間入院し、施設内で執務を続けるという。主治医は3日昼(日本時間4日未明)に記者会見し、トランプ氏の容体について「非常に良好だ」と説明した。
主治医は当初、ホワイトハウスで療養しながら執務できるとしていたが、2日午後に入院を勧告した。トランプ氏は2日には、抗ウイルス薬レムデシビルと臨床試験段階にある抗体医薬の投与を受けた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、症状について、微熱や鼻づまり、せきがあると報じていた。
トランプ氏は2日夕、マスク姿でホワイトハウスの庭から専用ヘリコプターに乗り、医療センターに移動した。入院後、ツイッターに「(体調は)良好のようだ!皆さんに感謝する」と書き込んでいた。
周辺では2日以降、最側近のケリーアン・コンウェイ前大統領顧問や、大統領選の選挙対策本部長を務めるビル・ステピエン氏、共和党上院議員3人、ホワイトハウス担当記者3人らの感染も判明した。トランプ氏が新たな最高裁判事を指名したホワイトハウスでのイベントなどで感染が広がった可能性が取り沙汰されている。
トランプ氏の陣営では、ペンス副大統領による大統領選の選挙活動は継続するとしている。
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