
大学生アスリートは4年間でさまざまな経験をする。競技に強く打ち込み、深くのめり込むほど、得られるものも多いだろう。先輩たちは4年間でどんな経験をして、社会でどう生かしているのか。「4years.のつづき」を聞いてみよう。今回は、京都の強豪・平安高校から明治大学に進みドラフト7位で日本ハムファイターズに入団、その後ヤクルトスワローズに移籍しプロで11年プレーした今浪隆博さん(35)です。4回連載の1回目は、今浪さんがどのようにして高校・大学を選んだかについてです。取材・執筆は野球応援団長の笠川真一朗さんが担当しました。
かっこいい大先輩に念願の取材
僕が初めて今浪さんを見たのは平安高校野球部に在籍していた頃、練習に向かうバス移動で流れていたビデオでした。甲子園のナイターの照明を浴びて、蒼白く輝いて見えたHEIANのユニフォームに袖を通していたのが、大先輩・今浪隆博さんです。堅実な守備にシャープな打撃。今浪さんは2年生ながら、3年生に負けない大きな存在感を放っていました。
原田英彦監督が映像に映る今浪さんを見てボソッと呟いたことを今でもハッキリと覚えています。「身体も小さいし、脚も速くなかった。どんくさいやつやったけどプロに行きよったんや」と。
僕ら平安高校の選手は今浪さんのプレーをビデオで何度も見ました。それから時が過ぎて僕は大人になって東京で暮らしはじめました。2016年の7月10日に生まれて初めて見た神宮球場でのプロ野球の試合。それは今浪さんがプロ野球人生で最後にホームランを打った日でした。ビデオで見てたあのすごい人が、目の前でホームランを打ったときの感動は今も忘れられません。まだ日の暮れていないカラッとした夏の夕方です。オレンジ色の太陽が差し込んだ綺麗で気持ちの良い空でした。飛距離こそはありませんでしたが、時間がゆっくり流れるような滞空時間の長いホームランが、なぜかものすごく心地良かったのです。
何度かOB会を通じてお話をすることはありましたが、ガッツリと膝と膝を突き合わせてお話を聞かせて頂く機会はありませんでした。「いつかお話を聞かせてもらいたい」と思い続けて先日連絡をすると、「取材、受けるで!」と快く引き受けてくださいました。今浪さん、本当にありがとうございます。
そして取材当日。僕の想像をはるかに超えるお話が次々に飛び出しました。大先輩にこんなことを言うのは大変失礼かもしれませんが、あえて言います。今浪さんの人生は「とんでもない野球人生」です。
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