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Monday, February 24, 2020

浦和レッズ「Jリーグ開幕戦でわかった」2020チーム展望 - 日刊大衆

浦和レッズ
浦和レッズ

浦和レッズ 2020年チーム展望

<戦力評価> C
<今季の目標> 1ケタ順位
<補強分析> E
<戦術> D
<フロント力> E

 昨季は7月末を最後に長く勝利から見放され、そこからの15試合でわずか1勝しか挙げることができず、最終節でようやくJ1残留を確定させるという苦しいシ-ズンだった。AFCチャンピオンズリ-グ(ACL)では決勝まで進みはしたものの最終的にはタイトルを逃しており、2020年はリベンジを期するシ-ズンとなる。

 だが、オフの動きは静かだった。出場機会を減らしてはいたが、長らく主力を担ってきた森脇良太(→京都サンガF.C.)が退団。期限付き移籍先の大分トリニ-タで2ケタ得点と一皮むけた感のあったオナイウ阿道は復帰せず、横浜F・マリノスへの移籍を選んだ。その一方で、新加入選手は4人にとどまっている。J3とJ2で得点王となったレオナルド(アルビレックス新潟)の加入は、悪くはないのかもしれない。近年のJ2はレベルが向上しており、得点王となった後にJ1で活躍する選手も少なくない。レオナルドはまだ22歳で、公式戦初戦となったルヴァンカップのベガルタ仙台戦では2得点。リ-グ初戦の湘南ベルマ-レ戦でも1ゴ-ルを挙げている。

 ただし、その他の選手は注目されてはいるものの高卒新人である武田英寿(青森山田高校)、レンタルから復帰の伊藤涼太郎(大分トリニ-タ)ら「期待の若手」にとどまった。発表が遅れたU-23オ-ストラリア代表のト-マス・デン(メルボルン・ビクトリ-=オ-ストラリア)も未知数で、現時点では大きな上積みができたとは言い難い。

 昨季にACLでも決勝まで進んだように、既存戦力には確かに力のある選手たちがいる。その力をいかに引き出すかが肝要だ。

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