東日本大震災の後、遺体で見つかり、身元がわかっていなかった3人が警察の鑑定の結果、当時、岩手県陸前高田市、大槌町、山田町に住んでいた男女とわかりました。
新たに身元がわかったのは、震災の発生当時、陸前高田市に住んでいた山田ヨシ子さん(当時83)と、大槌町に住んでいた佐野キネさん(当時84)、そして山田町に住んでいた木下健さん(当時74)の3人です。
警察によりますと、3人はそれぞれ震災後に遺体で見つかりましたが損傷が激しく身元が分かっていませんでした。
このほど、警察は母親と同じ家系であることがわかる「ミトコンドリアDNA型鑑定」を行い、遺族の話なども踏まえて3人だと特定したということです。
遺骨は1日までにそれぞれ遺族に引き渡されたということです。
県内で震災で亡くなった人の身元が特定されたのはおととし11月に震災当時、山田町に住んでいた当時78歳の男性とわかって以来です。
警察を通じて、佐野さんの遺族は、「見つかってうれしいです」というコメントを出しました。
また、木下さんの遺族は「12年も経って、まさか帰ってくるとは思っていなかったので本当にうれしく思っています」などとコメントしています。
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