近年のロボット掃除機は、自動ゴミ収集は当たり前、吸引しながら水拭きもする1台2役が増えている。そこで今回は、最新ロボット掃除機8台の実力をチェック！ 我が家に合うロボット掃除機はどれ？
CHECK POINT
【1】ドック
どんな機能があり、インテリアになじむかチェック。
【2】吸引&水拭き
ゴミを撒き、吸引力と水拭きの実力を試した。
【3】タンク容量
水拭き用の水を一度に給水できる量を比較した。
【4】準備＆お手入れ
使用前の準備や使用後のお手入れにかかる手間は？
家電ライター
田中真紀子さん
最新家電をチェックし、メディアで紹介する専門家兼ライター。テレビ出演も多数。
編集・タカノ
2児の母。仕事の時間を捻出するため、ロボット掃除機の買い替えを真剣に検討中！
タカノ 今ってこんなにいろんなメーカーからロボット掃除機が出ているんですね！
田中 そうなんですよ。しかも今回チェックしたのはすべて、マッピング機能はもちろん、自動ゴミ収集と水拭きもできるタイプ。それプラス、自動給水やモップ自動洗浄、さらに乾燥機能が付いているものもあります。
タカノ そこまでやってくれたら、もう完全にほったらかしできるじゃないですか！
田中 でもやっぱり多機能だと値段も高くなるので、どこまでやってほしいか、見極めが必要ですね。私は犬を飼っているので、水拭き機能を重視したいですし。
タカノ なるほど。そう考えると私は障害物回避ですね。いつも床に子供のものが散らかっているので。
田中 今回検証した結果、お手入れの手間をどこまでかけられるかで選び方も変わってくると思いました。一番手間いらずなのはエコバックスですが、多少の手間は厭わないのであれば、コスパのよいneabotもいいと思います。
タカノ 私は機能はもちろん、デザインがいいルンバに引かれますね。夫と相談します！
モップを自動でリフトアップ！！ アイロボット『ルンバ コンボj7＋』15万9800円
日本にロボット掃除機文化を広めた第一人者。最新モデルはモップパッドを搭載し、濡らしたくないカーペット部分ではモップを自動でリフトアップする。障害物を認識し、フィードバックでより賢く成長していく。
本体サイズ：W33.9×H8.7×D33.9cm ドックサイズ：W31×H34×D40cm
【CHECK 1】
自動ゴミ収集機付き充電台はコンパクトかつおしゃれでインテリアになじむ。
【CHECK 2】2本のゴム製ブラシが床に密着するからポンプのようにゴミを吸い込む
細かいゴミと大きなゴミを一度で吸い取り、床をきれいに拭き上げた。「通った箇所にまったくゴミが残らず、吸引力を実感」（田中さん）。
【CHECK 3】ダストボックス一体型の水タンクは着脱が少々面倒
水タンクはダストボックスと一体になっているため、ゴミ捨ては不要でも着脱が必要。容量も210mlと大量には入らないのが惜しい」（田中さん）。
【CHECK 4】モップの取り付けは簡単だが掃除後に取り外すのを忘れがち……
モップはその都度取り付け、終わったら外して洗濯する必要がある。「モップがリフトアップするため、裏返さなくても取り外しできるのはラク」（田中さん）。
〈TANAKA’S EYE〉モップや水タンクの取り替えは必要ですが、吸引力の高さは確実。リビングに似合うデザインも評価したい。
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