中日のブライト健太外野手(23)が6食自炊の肉体強化で2年目の飛躍を狙う。15日、ナゴヤ球場で自主練習を行ったルーキーは「(1年目で)いろいろな経験をさせてもらい、自分の足りない部分がわかった」と肉体改造に取り組んでいることを明かした。
ドラフト1位の1年目は1軍未体験に終わった。度重なる故障と技術不足。故障対策としての体力強化の重要性も痛感した。オフに退寮して自炊生活がスタート。「間食も含めて自由に食事を取れる時間ができた」と新生活の利点も活用。現在、87キロまで増やした体重を91キロまで引き上げるべく、オール自炊の1日6食生活を続けていることを明かした。
体重アップの効果は「ボール(打球)も飛ぶし、ケガも減る。体重がある方が動ける」と言う。体に力を蓄え、狙うは外野のレギュラーだ。高卒3年目でブレークした岡林の存在も大きな刺激。「素直にすごいと思う。でも、タイプは違うといえど同じ外野手。岡林からレギュラーを奪うくらいの気持ちでやらないと意味がない」と言い切った。そのためには休むつもりもない。「年内(の練習)は30日までやろうと思っています。休んでいる暇はないです」。食べて、練習して、また食べて…。フル稼働で2年目の飛躍に挑む。
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