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Thursday, November 3, 2022

「餃子の王将」社長宅周辺、事件前日に容疑者と似た男…防犯カメラに歩く姿 - 読売新聞オンライン

 「 餃子ギョーザ の王将」社長射殺事件で、特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部、田中幸雄容疑者(56)(殺人容疑などで逮捕)と似た男が事件前日、京都市にある社長宅周辺の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。京都、福岡両府県警の合同捜査本部は3日、田中容疑者が所属する組事務所を捜索。組織による計画的な犯行との見方を強め、解明を進めている。

 事件は2013年12月19日早朝に発生。王将フードサービスの社長だった 大東おおひがし 隆行さん(当時72歳)が京都市山科区の本社に車で出勤した直後、射殺された。付近の防犯カメラには直後に走り去るバイクが映っていた。

 捜査関係者によると、大東さんの自宅は現場から約1キロ離れた場所にあり、周辺の防犯カメラ映像を精査したところ、事件前日に自宅近辺を歩いている不審な男が確認された。

 映像には顔がはっきり映っておらず、府警は専門家に鑑定を依頼。体格や歩き方などから「田中容疑者と同一人物の可能性がある」との見解が示されたという。府警は、田中容疑者が事件実行前に、大東さんが在宅しているかなどを確認した上で、襲撃する機会をうかがっていた可能性があるとみている。

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