ポップミュージックの未来を見た!
Vaundy初の武道館でわかったこと、その才能が示したもの、そのすべて――徹底レポ
文=小川智宏 撮影=日吉“JP”純平、太田好治
ステージ後方までびっしりと埋まった観客。客席内に足を踏み入れた瞬間、そこに渦巻く熱気に圧倒された。Vaundy初の日本武道館ワンマン「深呼吸」。2日間、即日完売となったライブは、改めてVaundyという唯一無二の才能の凄みをフルスケールで見せつけるとんでもないものだった。初ワンマンとなった渋谷クラブクアトロでのオンラインライブから何度も彼のワンマンライブを観て、そのたびに驚かされてきたが、それとはまったく違う種類の興奮と感動。それは言葉にするなら、「これがVaundyの本当の姿だったのか……」と息を呑むような感覚だった。彼がとても鋭敏なセンスをもったソングライターであることも、そして類まれなスキルをもったシンガーであることも知っている。だが、武道館2日目となった9月9日、静まり返った武道館に激しい呼吸音をサンプリングしたSEが聴こえてきて、Vaundyが登場し、1曲目となった“恋風邪にのせて”が鳴り渡った瞬間、このあと繰り広げられるライブはそんなこれまでの物差しを余裕で超えてくるものになることがはっきりとわかった。(以下、本誌記事に続く)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年11月号より抜粋)
からの記事と詳細 ( 【JAPAN最新号】ポップミュージックの未来を見た! Vaundy初の武道館でわかったこと、その才能が示したもの、そのすべて――徹底レポ - rockinon.com )
https://ift.tt/ng4YueU
No comments:
Post a Comment