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Monday, October 24, 2022

進化の36歳ダルビッシュ、充実の1年「この年になってやっとわかった」 - 読売新聞オンライン

 米大リーグは23日、ア・ナ両リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、ア・リーグはアストロズ(西地区1位)が2年連続、ナ・リーグはフィリーズ(東3位)が13年ぶりの優勝を果たし、ワールドシリーズ進出を決めた。アストロズはヤンキース(東1位)との第4戦に逆転勝ちし、4連勝。フィリーズはダルビッシュの所属するパドレス(西2位)との第5戦に競り勝ち、4勝1敗で制した。先発したダルビッシュは七回途中4安打2失点で勝敗はつかなかった。

 西地区2位から勝ち上がってきたパドレスの快進撃が止まり、ダルビッシュの2022年シーズンも終わった。プレーオフに入って4試合目の先発は、七回途中2失点。雨で足場が悪い中、「なかなか真っすぐも投げられない状況で、試合を作ることができたのは良かった」と振り返った。

 エースとしてフル回転してきた。終盤は中4日で投げることも多く、レギュラーシーズンでは30試合に先発し、メジャー自己最多に並ぶ16勝を挙げた。登板前に何日もかけ、過去のデータを基に相手打者の特徴を頭にたたき込んでから試合に臨むようにした成果だった。

 多彩な変化球に、磨きがかかった投球術。36歳になって衰えるどころか、まだまだ進化を続けている。「こういう形で野球に取り組めばいいんだと、この年になってやっとわかった」。最後は悔しい結末を迎えたが、チームとしても、個人としても充実した1年だった。(米ペンシルベニア州フィラデルフィア 帯津智昭)

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