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Sunday, July 10, 2022

花咲徳栄は初戦で大苦戦 岩井監督「夏の怖さがわかったことはよかった」/埼玉大会 - サンスポ

花咲徳栄・柴田は七回に左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・赤堀宏幸)

第104回全国高校野球選手権大会埼玉大会(11日、花咲徳栄6―4武蔵越生、県営大宮公園)2017年夏の甲子園優勝校の花咲徳栄は、3年ぶり7度目の大舞台を目指して初戦の2回戦に臨んだ。

試合は先行され、シーソーゲームに。4―4で迎えた七回、1死二塁で4番・柴田樹(いつき)捕手(2年)が左翼フェンス直撃の二塁打を放って勝ち越し、その後も1点を加えた。投げては、プロ注目のエース右腕・金子翔柾(しょうま)投手(3年)が9安打されながらも14三振を奪い、4失点で完投。3回戦進出を決めた。

柴田は「夏の大会の雰囲気に飲み込まれてしまってピンチで緊張した。七回(1死二塁で)は、取り返したいと思っていて真っすぐをとらえられた。勝ち越し打は、いつ以来か覚えていない」と深く息をついた。

花咲徳栄打線は、相手2人の左腕投手から14安打しながら、3併殺などで得点機を逸し、苦しい試合だった。岩井隆監督は「初戦とはいえ、いいたいことはたくさんある。相手がくらいついてきていて、攻撃も守備も…。夏の怖さがわかったことはよかった」と首を振った。

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