新型コロナウイルスについて、奈良県内では19日、過去2番目に多い344人の感染確認が発表されました。
奈良県と奈良市によりますと、19日は県内で新たに344人が新型コロナに感染したことが確認されました。
一日の感染者数が過去最多となった、17日の395人に次いで過去2番目の多さとなりました。
症状はほとんどが軽症か無症状ですが、一日に確認される新規感染者数の推移を見ますと、県内では年明けから急激に感染者数が増加していて、いわゆる「第5波」と呼ばれた去年夏の感染拡大期のころのような勢いとなっています。
また、NHKのまとめでは、18日までの時点で直近1週間の人口10万人あたりの感染者数が奈良県は108.42人と全国で13番目の多さとなっています。
さらに、19日は感染が確認されていた奈良市の30代の男性と葛城市の80代の女性の2人の死亡が発表されました。
死亡の発表は去年9月29日以来です。
このうち葛城市の女性は、3日前から体調が悪くなり抗原検査では陰性だったものの、17日になって体調が急激に悪化し、医療機関に救急搬送されて感染がわかったということで、18日、ICUに入って人工呼吸器を装着されましたが、その日のうちに亡くなったということです。
これまでに県内で感染が確認された人はあわせて1万7997人。
入院している人は217人。
重症の入院者は前の日から1人減って3人。
これまでに亡くなった人は、151人です。
医療機関の状況です。
病床の使用率43%。
重症者用の使用率は9%。
無症状や軽症の患者を受け入れる宿泊療養施設の使用率は54%と使用率は上がっています。
入院・入所を待つ人なども前の日から156人増えて959人となっています。
県は、引き続き県民に対し、ワクチン接種してもマスクの着用や換気、消毒など基本的な感染対策を心がけることや、家庭内でも対策を徹底することなどを呼びかけています。
【年代別・居住地別】。
年代別の感染状況です。
10歳未満が34人、10代が77人、20代が92人、30代が36人、40代が39人、50代が24人、60代が20人、70代が18人、80代が4人となっています。
続いて、居住地別です。
奈良市が94人、生駒市が70人、天理市が38人、大和郡山市が27人、橿原市が14人、大和高田市が11人、香芝市が10人、王寺町、広陵町がそれぞれ8人、桜井市、宇陀市、斑鳩町がそれぞれ7人、葛城市、平群町、三郷町がそれぞれ6人、三宅町、田原本町がそれぞれ5人、河合町が3人、御所市、安堵町がそれぞれ2人、上牧町、高取町がそれぞれ1人となっています。
また、県外が6人となっています。
からの記事と詳細 ( 奈良 新型コロナ 新たに344人感染確認 過去2番目の多さ|NHK 奈良県のニュース - NHK NEWS WEB )
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