滋賀県甲賀市にある製薬会社が、20年以上、承認された成分量を勝手に減らして医薬品を製造・販売していたことがわかり、滋賀県は70日間の製造停止を命じました。
健康被害は確認されていないということです。
業務停止の処分を受けたのは、甲賀市の製薬会社「日新製薬」です。
県によりますと、滋養強壮剤や子ども用風邪薬など5種類の医薬品について、国や県から承認を受けた有効成分の量を最も少ないケースでは1%にまで勝手に減らしていたほか、承認を得ていない添加物も加えていたということです。
不正は20年以上前から行われ、虚偽の製造記録も作成されていたということです。
ことし10月に県への匿名の投書をきっかけに不正がわかったということです。
県の聞き取りに対し、会社の担当者は、「沈殿物をなくすために成分を減らしていた」などと話しているということです。
県は24日付けで、▼製造については70日間、▼販売については75日間の業務停止を命じました。
会社では医薬品の自主回収を進めていますが、県によりますと、これまでのところ健康被害は確認されていないということです。
日新製薬は、「処分を重く受け止め、二度と違反行為がないよう再発防止に取り組む」とコメントしています。
からの記事と詳細 ( 日新製薬 20年以上 成分量減らし医薬品製造販売で業務停止|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/32glBi4
No comments:
Post a Comment