ロングセラーブランドの「正露丸」を販売する大幸薬品(大阪市)は、20〜69歳の男女を対象に、「正露丸」のにおいの認知に関する調査を実施した。「正露丸」のにおいを嗅いだことがないと答えた人は全年代で8.0%であったのに対し、20代では19.5%と2割程度となり、世代間で格差があることが分かった。
女性のみの回答を見ると、特に20代女性では24.0%が「嗅いだことがない」と回答した。一方で、30代以上では「嗅いだことがない」人は5.1%と、95%が正露丸のにおいを認知していることがわかった。
「正露丸」のにおいが「好き」と答えた人は12.1%と、1割を超えることが分かった。「嫌い」と回答した人は53.7%と半数を超えた。
正露丸のにおいは何のにおいに似ている?
「正露丸」のにおいは何のにおいに似ていると思うか聞いた。1位は「漢方のにおい」で69.3%、次いで「歯医者さんのにおい」が22.9%、「燻製のにおい」が11.4%だった。
「正露丸」のにおいのもとは、主成分「木クレオソート」のにおいで、ブナやマツなどの原木を炭化し、出る煙を冷却、液化して静置してできた木タールを蒸留精製して得られた生薬である。この「木クレオソート」が、腸の動きを止めずに腸内の水分バランスを調整し、お腹を正常な状態に戻す働きをする。大幸薬品は、「燻製や森林のにおいと感じた人は、原料や製法から似ていると感じたかもしれない」と分析した。
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