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【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】移籍金総額が減少した一方で、フリートランスファーの件数は昨年より大幅に増加した。
今夏の移籍市場でプレミアリーグのクラブは延べ11億ポンド(約1667億円)を新戦力に費やしたことがわかった。
新型コロナウイルスのパンデミックの影響を依然として受けることになった今夏の移籍市場。しかしジャック・グリーリッシュがイギリスの移籍金最高額を更新したり、クリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに復帰したりと、話題を呼ぶ取引も存在していた。
会計事務所『デロイト』によると、プレミアリーグのクラブによる移籍関係の支出合計は11億ポンドに及んだが、2015年以降では最も移籍金が動かなかった夏の移籍市場に。さらにパンデミック前の2019年と比較すれば、9%下落した昨夏をさらに下回る11%の減少が確認され、2008〜2010年以降では初の2年連続減少となった。
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その一方、8月31日の移籍市場最終日“デッドラインデー”では1億5000万ポンド(約227億円)もの資金が動いていた。最も高額だった移籍金はCSKAモスクワからウェスト・ハムに移籍したニコラ・ヴラシッチの2600万ポンド(約39億円)で、マンチェスター・U復帰のロナウドの2000万ポンド(約30億円)などが続いている。
プレミアリーグ勢において、今夏一番のビッグディールはアストン・ヴィラからマンチェスター・シティに加入したグリーリッシュ。2016年夏のポール・ポグバの移籍金を上回るイギリス史上最高額1億ポンド(約152億円)を記録し、インテルからチェルシーに復帰したロメル・ルカクの移籍金も9800万ポンド(約148億円)に上った。
それらに続くのはマンチェスター・ユナイテッドがドルトムントから獲得したジェイドン・サンチョの7300万ポンド(約111億円)、レアル・マドリーから獲得したラファエル・ヴァランの4000万ポンド(約61億円)。また支払った移籍金総額が最も高かったのはアーセナルで冨安健洋、マルティン・ウーデゴールらに1億5000万ポンド(約227億円)を費やした。
一方で、フリートランスファーの件数は増加。今夏にはリオネル・メッシやセルヒオ・ラモスといったビッグネームがフリーで新天地を求めたが、プレミアリーグでも同形態の移籍が全体の22%を占め、16クラブが少なくとも1選手を移籍金なしで獲得した。さらに昨年比で、20%のフリートランスファー増加が見られたことも分かっている。
からの記事と詳細 ( プレミアリーグの今夏合計移籍金は1600億円超に…新型コロナ影響で2年連続の減少 - Goal.com )
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