
世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディアは、「旅のパートナー」に関する調査を世界12地域1万5000人を対象に実施。今回は、次の旅行について検討する際の日本と他の地域でのユニークな違いを中心に発表します。 【画像:日本と海外の国際比較結果を見る】
◆日本人が休暇を取る一番の理由は「毎日の料理から解放されたい」
調査によると、「休暇を取ることで、解放されたら最も嬉しいことは何か」という問いに対し、日本人は「家で料理をすること」(46%)、「食事の片付けをすること」(45%)、「洗濯をすること」(33%)という回答が上位に入り、日々の家事から解放されたいと強く感じていることが明らかになりました。特に「家で料理をすること」については、日本が調査地域の中で最も高い割合になっています。 一方、70%ものフランス人が「毎日同じ道を歩くこと」から解放されたいと思っているなか、日本人はわずか9%と最も低い割合です。また、38%のイタリア人は「毎日同じ人と会うこと」に関してストレスと感じていますが、日本人は9%と特別不満を持っていないようです。 これらの結果から、日本人は休暇を通して毎日の家事から解放されることを楽しみにし、フランス人やイタリア人は日常の風景を変えることを求めているという、各国ごとの違いが明らかになりました。
◆74%のメキシコ人がハグを恋しく思う中、日本人はわずか15%……
「コロナ禍で最も恋しいことは」という質問では、「友人や家族とのハグ」と回答した人の傾向が、アジアと他の地域とで大きな差があることが分かりました。74%のメキシコ人がハグを恋しいと回答した一方、日本人はアジアの地域の中で最も低く、わずか15%という結果でした。 これは、アジアのほとんどの場所で挨拶のときなどにハグをしないという文化的な背景が反映されていますが、他のアジアの地域と比較しても日本は最も割合が低いようです。
◆多くの日本人は「旅のヒントを見つけること」を楽しみにしている!
日本人はコロナ禍に「制限なく旅行をすること」を最も恋しいと感じており、次の旅行を楽しみにしていることが明らかになりました。 そして「次の旅行を予約する中で最も楽しみにしていることは何か」という質問で、日本人は「次の旅のヒントを見つけること」という回答が33%で、他の地域と比較しても最も高い割合になっています。 日本では、相次ぐ緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により旅行をすることが難しい状況が続いていますが、この結果からも、日本人が次の旅行を楽しみにして、旅へのヒントを探していることが分かります。
小沼 克年
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