米西部ユタ州の砂漠地帯で11月18日に見つかった正体不明の金属柱が同27日夜、何者かによって持ち去られた。発見場所の土地を管理する連邦政府の州機関が発表した。誰が何の目的で置いたのかも明らかになっておらず、謎が深まっている。
同機関は28日、金属柱についてフェイスブックに「未知の個人または集団によって撤去されたという信頼できる報告を受けた」と投稿。金属柱は私有物とみられることから、同機関は撤去していないという。
金属柱は高さ約3・6メートルの三角柱のような形状で、州当局者が上空から羊の数を調査中に発見。スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」に登場する石板「モノリス」に似ており、設置者をめぐりさまざまな臆測が飛び交っている。ユタ州に近いニューメキシコ州に一時住み、11年に死去した芸術家、ジョン・マクラッケン氏の作品に似ているとの指摘があるが、真相は分かっていない。
当局は発見場所について、近づくのに危険が伴うなどとして位置情報を公表していないが、一部の探検家らが場所を特定し、ソーシャルメディアに動画を投稿するなどしている。【ロサンゼルス福永方人】
からの記事と詳細
https://ift.tt/3qn3nma
世界
No comments:
Post a Comment