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Tuesday, February 25, 2020

子宮をなくし、“産まない私”から“産めない私”になってわかったこと(女子SPA!) - Yahoo!ニュース

 子どもがいない理由は人によって様々。例えば、「子どもはいらない」と思っている人と、欲しくても授かることができない人とでは、感じ方は違うことでしょう。

 今回は、子どもを“産まない”と“産めない”の違いを痛感した、ひとりの女性の胸の内を聞いてきました。

産めなくなって気づいた我が子への想い

 47歳の専業主婦、優子さんはアクティブな印象の女性。以前はアーティストとして芸能界で活動し、引退後はバイクの指導員をしていたそう。

 優子さんは、実家に出戻った妹が子育てに奮闘している姿を見ていたため、前々から「私は子どもはいらない」と思っていました。しかし、30歳の時、子宮筋腫になり、子宮を全摘出すると心境に変化が訪れました。「産まない」と「産めない」の間にある、見えない壁の高さに気づかされたと言います。

「正直、子宮を失うまでは『これで世間に子どもがいない言い訳ができる』と思い、清々しかった。でも、実際に子宮を失ってみると、辛い気持ちになりました。そこで気づいたんです。ああ、産まないのと、産めないのとでは違うんだなと。」

 さらに、優子さんは子どもを産めなくなったことが原因で、当時結婚していた男性と離婚することになってしまったのです。

「子どもを産まないから乳がんになった」と言われて…

 その後、優子さんは現在の夫・悟さんと出会い、再婚。悟さんは子どもが産めないことや離婚歴があることも受け入れてくれました。辛い経験をした分、幸せな今があってよかった。――そう胸をなでおろしたのも束の間……

「今、私は末期がんです。」

 聞けば、優子さんは乳がんを患っているのだそう。肺に転移した時は病巣切除するまで呼吸困難の症状がありましたが、今は微熱や倦怠感以外に主だった症状はないとのこと。しかし、子どもの頃から膠原病(こうげんびょう:関節リウマチなど、さまざまな臓器に炎症を起こす病気の総称)も患っているため、慢性的な全身疼痛(とうつう)とも闘っています。

 子宮筋腫になった時や乳がんが発覚した時、周囲からの無神経な言葉が優子さんを苦しめました。「子どもを産まないから病気になった」と言われた時には、心がボロボロに。出産経験のない女性は、出産経験のある女性と比較してホルモン受容体陽性の乳がん発症リスクが高いとされていますが、そういった背景を踏まえていたとしても、あまりにも心無い言葉です。

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