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Monday, July 18, 2022

毎朝眺める仲間からの色紙 後遺症がわかったベッドの上で涙した - 朝日新聞デジタル

森直由

 (18日、高校野球兵庫大会 神戸国際大付5―1西脇工)

 試合終了の瞬間、西脇工の勝岡拓也さん(3年)はボールボーイの席に座ったまま、ぐっと涙をこらえた。

 昨年2月下旬、自転車で帰宅中に車と接触して頭を打ち、入院した。いまも手のしびれなどの後遺症が残り、通院を続けている。それでも、できる限りバッテリーへ助言をしたり、内野手へノックを打ったりしている。鳥井賢治監督は「いつも選手を指導してくれて、チームにとってすごく大きな存在です」とたたえる。

 「人の役に立つのがすごく好きになりました」

 後遺症が判明し、「もう野球はできないだろう」とベッドの上で諦めかけていたとき。同級生や上級生からメッセージをつづった色紙が届いた。「また一緒に野球をしような」「待ってるで」「頑張れよ」――。涙があふれた。

 色紙は自分の部屋の一番目立つ場所に飾り、毎朝眺めている。(森直由)

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プール飛び込み事故の危険性…高速撮影してわかった原因とは - 読売新聞オンライン

 夏、プールの季節です。これまでに、プールへの飛び込みで多くの子どもたちが重いケガを負っています。飛び込んで水底に頭をぶつけると首に大きな力がかかり、 頸椎(けいつい) が折れたり、 脱臼(だっきゅう) したりします。頸椎の中には神経(脊髄)が通っていて、折れたり脱臼したりして骨で脊髄が圧迫されると神経のまひが起こります。四肢に行く運動神経や感覚神経がまひを起こすと、四肢の運動が障害され、感覚も鈍くなります。また、横隔膜の神経がまひすると呼吸もできなくなってしまいます。

プール事故の危険性……飛び込みを高速撮影してわかったこととは

イラスト:高橋まや

学校管理下のプールでの事故の実態

 少し古いデータですが、われわれのグループが検討したデータを紹介しましょう。日本スポーツ振興センター(JSC)の災害共済給付に2014年度に申請のあった100万件余(幼稚園・保育所を含む)のうち、6117件がプール事故でした。そのうちプールサイドおよびプール内、シャワーエリア等で発生した5591件の事故について分析しました。その結果は以下のようにまとめられます。

挫創(ざそう) (何かにぶつかった傷)、打撲が最も多く、骨折が2番目に多い(水着のみのため、身体に傷害を受けやすいと考えられる)

・小学校以上では、泳いでいる際に人やプール内の壁に衝突する事故が多い

・小学校、中学校では、プールサイド移動中の事故も多い

・高校では、スタート時や飛び込み(スタート台以外からの飛び込みも含む)による事故が多い(頸椎損傷のおそれがある)

・幼稚園、保育所では、プール内での転倒事故が多い(転倒を見逃すとおぼれるリスクがある)

 学校種別の事故状況の傾向を見ると、中学生以下と比べて、高校では飛び込みによる事故が多いことが改めてわかります( グラフを参照 )。

プール事故の危険性……飛び込みを高速撮影してわかったこととは

 プールへの飛び込みをめぐっては、「高校1年生が頭からプールに飛び込み、プールの底に頭部を衝突させ死亡した事例」など数多くの頸椎損傷例が報告されています。重度の後遺症になった事例もあります。

 JSCの調査資料によると、学校水泳の飛び込み(スタート)における事故は、1998年から2016年の19年間に死亡・重障害(1級~3級)の事故が31件発生しており、発生件数の減少は見られないと報告されています。プールの底に身体の一部が接触しただけの軽症例は、その何倍か発生していると思われます。

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