ＳＮＳ上の闇バイトに応募して、他人名義のキャッシュカードを譲り受けたとして、横浜市に住む大学生が、犯罪収益移転防止法違反の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、横浜市に住む大学６年生の菊池謙容疑者（２７）です。
警察によりますとことし７月、神奈川県内の会社員からキャッシュカード１枚を譲り受けたとして、犯罪収益移転防止法違反の疑いがもたれています。
警察がインターネットバンキングを悪用した不正送金事件について捜査を進めていたところ、会社員名義の口座が使われていて、大学生がカードを譲り受けていた疑いがあることがわかったということです。
大学生は、ＳＮＳ上の闇バイトに応募して他人名義のカードを指定されたコインロッカーに入れていたとみられ、１回あたり、１万数千円の報酬を得ていたということです。
警察の調べに対し、大学生は「ことし６月からこれまでに３０回ほどにわたって１００枚から２００枚のカードを集めた。遊ぶ金が欲しかった」と供述し、容疑を認めているということです。
警察が大学生らに指示した人物がいるとみて詳しいいきさつを調べています。
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