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Thursday, December 8, 2022

尼将軍と呼ばれた北条政子、晩年の姿を3Dプリンターで復元…「強さや悲しみ読み取れる」 - 読売新聞オンライン

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目が集まる源頼朝の妻、北条政子(1157~1225年)の墓と言われる石塔がある神奈川県鎌倉市の安養院が、損傷が激しかった、政子とされる座像を3Dプリンターを使って復元した。寺にはもう1体、比較的若い頃の政子を表したとみられる座像があるが、今回の像は顔にしわが刻まれた晩年の姿が表現されていることがわかった。鳥居 淳生じゅんしょう 住職(38)は「波乱万丈の人生だった政子の強さや悲しみなど、多くの表情が読み取れる」と話している。

 安養院にある政子とされる木造座像のうち1体は、大正時代の制作とみられ、ほとんど損傷がなく、教科書にもたびたび採り上げられている。今回復元したのはもう1体の像で、高さ、幅が34センチ。制作年代は不明で、虫食いなどによる傷みで表情が判別できず、左右の手先も失われていた。

 鳥居住職は今年に入り、像がいつ作られたのか詳細な調査を実施するとともに、傷みの激しい像を最新技術で制作当時の姿によみがえらせることにした。

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