小中学校などの教職員を対象に、部活動を地域のスポーツクラブなどに任せる「地域移行」についてアンケートを行ったところ、60%以上の教職員がスポーツクラブなどでは指導者を「務めない」と回答していたことが分かりました。
国は、部活動を指導する教員の負担軽減のため、来年度から中学校で行われている休日の部活動の指導を地域のスポーツクラブなどに段階的に移行する方針です。
県教職員組合は、県内の小中学校などに勤務する教職員を対象に「地域移行」についてアンケートを行い、347人から回答を得ました。
それによりますと、「地域移行」のあとも指導者を務めたいかを尋ねたところ、「務めない」が65.8%、「頼まれれば務めたい」が8.2%、「務めたい」が5.3%などとなりました。
このほか、「トラブルが発生したときの対応や責任の所在が気になる」とか「実現が可能かどうか不安で、結局、教員が担当することになるのではないかという懸念がある」などの意見が寄せられました。
県教職員組合は「多くの教員が部活動で多忙を極める状況をなくしてほしいと考えていることがわかった。このアンケート結果は、『地域移行』についての県教組の提言案とともに県に提出しているので、県としてのビジョンを早く示すことが必要だ」と話しています。
からの記事と詳細 ( 部活動の地域移行後 6割以上の教職員「指導者務めない」|NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp )
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