レアル・ソシエダでプレシーズンに臨む久保
レアル・ソシエダ入りした久保建英が、23日ドイツで行われた親善試合に出場した。
練習開始が20日、わずか3回の練習を経ての実戦デビューだったが、本人の動きも良く、何より周囲との理解度の高さは予想以上だった。
ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦、後半45分間でいくつかわかったことがある。
まず、ポジション。
久保に与えられたのは、[4-4-2]の中盤ダイヤモンド型の頂点、2トップの下だった。前半シルバがプレーしていたところだ。シルバと併用された、久保とタイプが似ている新加入のブライス・メンデスはダイヤモンドの右に置かれていた。トップ下であれば久保はシルバと、右サイドであればブライスとポジション争いをすることになるのだろう。
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どちらが久保にとってやり易いか? それは単純に守備の負担が少ない方だと思う。
昨日のフォーメーションであれば下がる距離が短いトップ下。ソシエダが他に良く使う[4-1-4-1]なら2列目の右、[4-3-3]であれば1列目の右の方が向いている。もっとも、シルバは走らせられないので久保を走らせるとか、久保とブライスなら馬力のあるブライスを走らせるとか、個の組み合わせによっても変わる。もし、昨日シルバと一緒に先発していればトップ下がシルバで、久保は右サイドだったろう。
苦手な守備はさほど目立たないだろうと思っていたが、昨日の試合はその通りになった。
ソシエダの、後方からボールを繋ぎ、パス交換しつつ上がって行くスタイルであればボールロスト時に周りにチームメイトがたくさんいる。守備のファーストアクションである、ロスト時の激しいプレスはそうでなければ成立しない。
久保がボールを失う、背後の選手が上がってボールホルダーへプレス、相手が行き場を失ったところで久保が戻って来てプレスして奪い返す、というシーンが2度ほどあった。ソシエダの戦い方なら久保のロストの場所は敵陣深くで、奪い返す場所も敵陣になる、というのが普通である。
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